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ディズニーアニメの最高傑作と名高い映画作品です。


『ファンタジア』 Fantasia (1940年・米)
ファンタジア
スタッフ
監督:ベン・シャープスティーン
動画監督:ウォード・キンボール
製作:ウォルト・ディズニー
脚本:ジョー・グラント、ディック・ヒューマー
音楽監督:エドワード・H・プラム
音楽:レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア交響楽団
製作会社:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
キャスト
ナレーター:ディームズ・テーラー
指揮者:レオポルド・ストコフスキー
ミッキー:ウォルト・ディズニー


 ベン・シャープスティーン監督「ファンタジア」。原題は「Fantasia

 原題のファンタジアを直訳すると「幻想曲」というタイトルですね。この映画には曲が絶対に欠かせません。また、この映画の曲にはこの映像が欠かせません。互いに互いを必要とした結果、素晴らしい調和が生まれました。その奇跡の調和によって作られたのがこの映画です。

 ベン・シャープスティーン。この人はディズニーアニメーションの名監督です。「ミッキーの自動車修理」(1935年)の監督さんでもあります。ディズニー初期~中期作品において欠かせない人だったのでしょう。

 なんと音楽はフィラデルフィア管弦楽団で指揮はレオポルド・ストコフスキー。レオポルドはフィラデルフィア管弦楽団の地位を上げたことで有名ですね。この映画には美しく荘厳な音楽が欠かせません。映像と音楽が互いを頼りにしています。その音楽が権威あるフィラデルフィア楽団が担当しました。音楽に関して文句なしです。

 そして製作にはディズニーのお父ちゃんのウォルト・ディズニー。この映画は今まで見てきたディズニー映画のなかで一番、幻想的な気がしますね。こういう映画を作れるディズニー社っていうのは本当にすごいと思いますよ。

 ちょっとソフトのお話しますね。今までのDVDでは休憩中にミッキーとストコフスキーが握手するシーンと「サウンドトラックくん」の紹介シーンが削除されていたんです(パブリックドメインDVDにはあったようですが)。ところが私、TSUTAYAで借りたとき、偶然DVDがなくてBDで借りて観たんですね。ブルーレイにはちゃんとそれらのシーンも入ってました。知らなかったのですがブルーレイを偶然借りれてよかったです。




【あらすじ】

 フィラデルフィア楽団の演奏のもと、6つのアニメーションが音楽と調和して流れる。













※申し訳ありませんが、音楽動画を貼るのは控えさせていただきます。ご自分でご覧になった時にお楽しみください。
【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 ストーリーテラー(ディームズ・テーラー)はこの映画が、多数の音楽家をはじめとする指揮者(レオポルド・ストコフスキー)と、多数のアニメーターをはじめとするウォルト・ディズニーの手によってこの映画が作られたことを紹介する。

 この映画はまず音楽をアニメーターが聴きそれを、デザイン・絵などを頭の中に思い浮かべてアニメーション化したものである。つまり音楽評論家などによる解釈ではなくアニメーターたちによる奔放で柔軟な思想のもと解釈されたものがアニメとなっているのだ。

 ファンタジアには三つの音楽が登場する。
●物語性のある音楽
●特定の物語はないが、情景をイメージさせる音楽
●音の構成によってのみ作られた音楽

 さて最初に奏でられるのはヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲の「トッカータとフーガニ短調」。これは三つ目の音楽でしかない音楽である。

 冒頭はオーケストラの指揮者やら演奏者やらの映像が。しかし人々はやがて様々な自然のイメージを膨らませるようになる。そのイメージを映像化したものがファンタジアである。

~トッカータとフーガニ短調♪

 その音楽に合わせた色彩とアニメーションの映像が見られる。


 作曲家は時に、自分の曲の評価を間違えてしまう。チャイコフスキーですら自分の作曲した組曲「くるみ割り人形」をとても嫌っていた。ある劇場のバレエ音楽として捧げるために作られたこの組曲。当時のバレエ公演こそ失敗したものの、きっとあなたが聞き覚えのあるくらいは有名になっただろう。

~組曲 くるみ割り人形♪

夜の野原に青、黄、紫の色とりどりの光を輝かせた妖精たちが舞っている。妖精たちは植物や蜘蛛の巣に光の粉を撒いていく。光の粉を振りかけられた大小のマッシュルームたちが踊りだす。一番小さなホップ・ロウも遅れずについていこうとする。

 水辺にこぼれ落ちていく花たちはやがて踊り子のようにクルクルと水面を回りだす。それは春の快活さのようだ。

 水の中ではセクシーな金魚たちがカメラが近づいてくるのを気にして逃げる。金魚たちはやがて誘惑的な舞を披露していく。

 アザミの少年とランの少女たちは元気よく踊りだし美しい花となった。アザミは夏の元気一杯さを、ランは秋の訪れを表している。

 秋の妖精たちが目覚め、植物を秋の色に色づけていく。紅葉たちが秋の訪れと共に秋風に吹かれながら音楽に合わせて舞い始める。トウワタの踊り子たちも空をクルクルと回りながら舞い、地面に落ちていく。

 次に目覚めたのは冬の妖精たち。植物に霜を降りかけ、川の水面をスケートのように滑りながら凍らせていく。美しい雪の結晶を身にまとった妖精たちが次々と地面に降りていき、曲が締められる。


 さて次は明確な物語のある音楽。ゲーテの詩を基にして音楽がつけられた交響詩で、ゲーテの詩というのは2000年前の「魔法使いの弟子」【※1】という魔法使いとその弟子が登場する物語。
 魔法使いの弟子がせっかちなために、お師匠さんの魔法を見様見真似で真似したものの解き方が分からないもんだから大慌て。という珍騒動のおはなし(ドラえもん「ロボッターの反乱」と似ている)。
※1】そのゲーテの詩も、ルキアノスの詩「嘘を好む人たち」を基にしている

~魔法使いの弟子♪

 ミッキー(ウォルト・ディズニー)は魔法使いマーリンの弟子で見習いとしてまずは水汲みをやらされている。ミッキーは水汲みとしてあくせく働きながらマーリンが魔法を使う場面を見ていた。

 マーリンが魔法の帽子を置いて眠りについたあと、ミッキーはマーリンの魔法の帽子をかぶって早速ホウキに魔法をかけてみる。するとホウキがひとりでに動き出した。

 ミッキーはこのホウキくんを自分の代わりに水汲みをやらせようとする。ホウキくんはきちんと水汲みをやってくれている。ミッキーはその隙にマーリンのイスに座って夢を見る。

 夢ではミッキーが夜空に光る星星を操って自在に流れさせたり動かしているのだ。ミッキーが操るのはなにも星だけでなく、波打つ海、雲、雷すらも操る大魔術師、そんな夢だった。

 滑稽な夢から目覚めたミッキーは部屋が洪水になってるのを見てビックリした。ホウキくんがまだせっせと水汲みをしていてもう水溜から溢れる始末。

 ミッキーは急いでホウキくんを止めようとするがホウキくんは無視して水汲みを続ける。さあミッキーはホウキくんを止める呪文が分からない。

 ミッキーは斧を取り出しホウキくんを破壊した。やれ一安心。と思いきやホウキくんの分裂した破片一つずつが一つのホウキに蘇る。

 ホウキの大群はバケツと共に行進。水汲みを全うしに向かう。止めようとするミッキー。止まらないホウキの大群。ホウキくんたちの頑張りで部屋はもう大洪水状態。

 やっと起きたマーリンはすぐに魔法で事態を収拾。ミッキーから帽子とホウキを取り上げ、さっさとバケツで水汲みに向かわせたのだった。

 演奏の終わったあとミッキーは指揮者のストコフスキーと“対面”し握手を交わす。


 イーゴリ・ストラヴィンスキーは原始人の生活を表す「春の祭典」を作曲。ディズニーたちはその意図を汲み取りつつも、本来が原始人の部族の踊りを表現しているのに対し、改変してこの曲を生物の創造と進化の過程をこの曲に合わせることにした。つまりこれは単なる想像だけでなく科学者が唱える地球誕生から数十億年後までの生物の進化を描いた再現科学の作品でもある。

 地球に登場した最初の生命体は単細胞の有機体生命。微生物が海中に存在するだけだったが、やがて海の中で生物の種類が増えていき、10億年を経て陸への生活移住を求む海中生物が両生類へと進化。そしてそれらがギリシア語でいうところの“怖いトカゲ”を意味するダイナソーこと恐竜へと変わる。

 恐竜には様々な種類がありニワトリみたいな小さな魔物から数百トンのどでかい恐竜まで。ただし知能はハト並みで種類によって生息する場所は水陸空と異なる。多くは草食の穏やかな恐竜だったが、史上最強の殺し屋ティラノサウルを代表するような獰猛な肉食恐竜もいた。

 2億年も恐竜が地球を支配する時代があって、その後何らかの地球の大きな変化が訪れる。それには大規模な地震・干魃が発生し地球全体が塵に覆われたのだ、と唱える学者さんもいた。

 さてこの物語は地球にはなにも生息していなかった時代から始まり恐竜の絶滅という時代の一区切りによって終わる。

~春の祭典♪

 全くの暗闇の宇宙に一つの銀河があり、その銀河の中の一つの星・地球。地球は目立たない星で、荒野があり、山があり、噴火口があり、といった大したことのない星だった。

 その星で突如として一斉に大噴火が起こる。流れ出るマグマに対し、地球の荒れた気候は大津波で対抗。津波はなにもかも飲み込み海の支配する星となった。

 海の中では大量の微生物が出現。それらの形がどんどん大きくなっていく(クラゲみたいな生物がウヨウヨしているイメージ)。動物は他の動物を食べ、増殖を繰り返す。

 やがて脊椎動物が現れ始める。それらの脊椎動物のうち、陸に近づいた生物たちの一部が陸への上陸を果たすようになり両生類が誕生していく。亀や首長竜、巨大なトカゲなど。近い時期にプテラノドンなどの空を飛ぶ生物まで誕生していた。勝てば餌が与えられ、負ければ餌になるという弱肉強食の時代は既に始まっている。

 恐竜の時代も進化していき草食恐竜は仲間や家族と寄り添いあって集団で生活している。それを乱すのはティラノサウルス。逃げ惑う草食恐竜たち。

 ティラノサウルスはそのうちのステゴサウルスの尻尾に噛み付く。ステゴサウルスもタダで食われるわけにはいかない。ステゴザウルスとティラノサウルスの一騎打ちがはじまるが、ティラノサウルスがクビに噛み付き、ステゴサウルスは負けてティラノの肉と化す。

 更に時代は進み、植物と水のほとんどが枯れ、恐竜たちは植物と水のあるところへ、ひたすら大群で歩いていく。だが恐竜たちは一体また一体と次々と息絶えていく。

 更に時代が進むと恐竜の骨しか残らなくなった。それから地球で大規模な地震が発生。地下の水が一斉に地表に流れ出て何もかもを飲み込んだ。地球はほとんどが海に飲み込まれ太陽がそれを見守るばかりとなった。


 ここで15分間の休憩が挟まれる。

 15分間の休憩が終わったのち、サウンドトラックくんの紹介が挟まれる。内気なサウンドトラックくんはディームズ・テーラーによって楽器ごとの振幅を見せる。


 ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。ベートーヴェンは自然を愛し故郷の田園の一日の情景を描く曲を作った。さてウォルトはそれを広く解釈し神話の舞台を与える。舞台は神々の山オリンポスの山。

 現れるのはユニコーン、ファウヌス、天馬ペガサスの親子、半人半馬のケンタウルスと恋人たちのケンタウレット、酒の神バッカスが登場し宴会を催す。だが嵐が起こりウルカヌスが作る稲妻の矢をゼウスが下界に放っている。嵐が過ぎ去ってから虹の女神イリス、太陽の馬車で空を駆けるアポロ、夢の神モルペウスが夜のマントで世界を覆い、最後に月の女神ディアナが新月の矢を放って星を散りばめる。

~田園交響曲♪

 オリンポスの山の上で、こどものユニコーンが元気よく駆けていた。ファウヌスが笛を笛を吹きながら元気よく踊っているのに混じったユニコーンたち。

 空には黒いこどもペガサスがお父さんペガサスについて飛んでいた。生まれたばかりのペガサスもお兄ちゃんたちが飛んでいるのを見て自分も飛ぼうとするが未熟なのでまだ飛べません!ぶどうの海に紛れてお母さんペガサスに助けてもらいました。そしてお母さんペガサスの手助けでなんとか飛べるようになる。

 家族みんなで水辺にやってきたペガサスたち。水辺で飛び込みをして遊ぶこどもペガサスたち。

 水辺の川を辿り下流まで行くとケンタウレットたちが川で行水をしている。ケンタウレットたちはキューピーに手伝ってもらって美を磨くのに勤しんでいる。ケンタウレットたちは果敢なケンタウルスの集団と出会いキューピッドの手助けを借りながら二人一組でイチャつき始める。

 やがてケンタウルス、ケンタウレットたちがぶどうを一つの樽に集め、その樽でファウヌスがぶどうを踏み潰しながら果汁100パーセントのぶどうジュースを作り出している。

 やがて酒の神バッカスがジャッカス【※2】に乗ってご入場。バッカスを中心に楽しい酒宴が開かれる。
※2】ジャッカス:オスのロバ

 楽しい一時に嵐が近づいてくる。ゼウスと稲妻の矢を作るウルカヌスだ。ゼウスはウルカヌスの作った矢を無作為に下界に投げ込む。大荒れの下界。

 ゼウスが下界嵐に飽きて去ったあと、また楽しい時がやって来る。やがて虹の女神イリスが虹を空にかけてペガサスがキューピッドたちと虹で遊ぶ。

 日も落ちかけて太陽の神アポロが馬車に乗って駆けていき下界にさよならと手を振る。太陽が落ちて夢の神モルペウスが夜のマントで世界を覆い夜にする。眠りにつく住人たち。月の女神ディアナが矢を放つと夜の空にお星様が散りばめられていった。


 次はアミルカレ・ポンキエッリの有名な歌劇「ラ・ジョコンダ」より「時の踊り」。登場するダンサーのうち最初のダンサーは夜明けの薄い光の色の衣装をまとい、次は昼をイメージする鮮やかな光の色、次は黄昏を思わせる出で立ちのダンサーたち、最後は夜をイメージさせる黒装束。フィナーレは突然のまばゆい光が暗闇を圧倒する。舞台はヴェネツィアのアルヴィーゼ公爵のお屋敷。

~ラ・ジョコンダより 時の踊り♪

 薄明るい朝の空をバックにダチョウのミリ・ウパノヴァたちが軽やかで気品のあるバレエのダンスを踊る。ダンスの途中でぶどうをめぐって取り合いになってるうちにぶどうが泉に入ってしまい慌てて逃げ出すダンサーのミリ・ウパノヴァたち。

 昼が訪れヒヤシンス・ヒッポが泉から現れぶどうをほうばる。そして仲間のカバたちが一緒に出てきてヒヤシンス・ヒッポたちのちょっと重いけれども華麗なダンスが見れる。

 やがて夕方が訪れカバたちは引っ込んでヒヤシンス・ヒッポは眠りに落ちる。そこでやってきたのはエレファンシーネらゾウのダンサー。長い鼻をいかし、時にはシャボン玉も鼻から作り出してそれを巧みに使い綺麗なダンスを踊る。

 やがて強風が吹き込み、シャボン玉とゾウたちが吹き飛ばされていく。黒装束をまとって颯爽と現れたのはワニのダンサーたち。時には勇ましく、時には怪しく踊るダンサーたち。リーダーのベン・アリ・ゲータはヒヤシンス・ヒッポを気に入ってしまう。

 ヒヤシンス・ヒッポとベン・アリ・ゲータの二人によるダンスが披露される。そして二人の追いかけっこも始まる。カバの軍団が、ゾウの軍団が、ダチョウの軍団がワニの軍団によって運ばれていく。そしてオールスターでのダンスが繰り広げられ閉幕する。


 さてファンタジアの最後を飾るのは構成も曲調も全く異なる二つの曲を組み合わせたもの。最初はモデスト・ムソルグスキー「禿山の一夜」でその次にフランツ・シューベルトの「アヴェ・マリア(エレンの歌第3番)」。清と邪の戦いがこの二つの曲のぶつかりにより繰り広げられようとしている。

 舞台はサタンとそのしもべたちが集まる禿山。その山でヴァルプルギスの夜祭が開かれ魔物たちが悪とサタンを讃えて踊り狂う。夜明けを知らせる町の鐘の音と共に悪霊たちは元の場所へ去っていき、聴こえてくるのは「アヴェ・マリア」。この歌が知らせるのは希望と生命が絶望と死に打ち勝ったこと。

~禿山の一夜♪

 禿山のてっぺんで死神チェルノボグが目覚める。チェルノボグは町を闇に墜とし、サタンやら亡霊やらとその下僕らを呼び起こし禿山に集める。そして禿山のてっぺんで噴火を起こし周囲を火に包む。サタンたちは踊り狂ったりチェルノボグによってまるで生贄のようにいとも簡単に火口に放り込まれたり、炎に包まれたりする。

 チェルノボグは自分を悪の炎で包み込み、そこにあるのは恐怖と絶望。サタンや幽霊は大喜びで踊りまくる。チェルノボグはそれらを全て炎で包んで火口に放り込み、勝利のポーズを取る。

 絶望のまま終わってしまうのか・・・その時、一瞬の光と鐘の音が鳴る。その組み合わせが二度、三度と続く。チェルノボグはその光を浴びて鐘の音を聞かされるたびに動揺する。サタンも幽霊もそれと共にその音と光に怯える。

~アヴェ・マリア(エレンの歌第3番)♪

 サタンは元の世界に戻り、亡霊たちは墓場に戻っていく。悪の宴が終わるときがきた。チェルノボグもまた、その活動を終える。

 そして聖なる力を信じる巡礼者たちは松明を持って暁の森の中を行進する。そしてアヴェ・マリアの美しい歌と共に日が昇った・・・





 私はこれほどまでに自然を描いたアニメーションに美しく荘厳な音楽を調和させた映画を見たことがないです。今は作画が綺麗、という言葉が多用されますが、この映画は作画が美しいと言えるでしょう。「」もすごく美しい実写映画でしたが、こちらはすごく美しいアニメ映画といえますね。

 アニメーションの部分に人間世界を匂わせるシーンがほとんどありません。これは俗世間を忘れ美しい絵と美しい音楽で夢の世界に浸るべし、ということですね。絵という芸術と音楽という芸術がミックスし二つの芸術の限界を超越した芸術です。これ一つの映画で美術の教科書、美術館ができるでしょう。

 前述した通り、人間世界を匂わせるシーンがほとんど無いというのに関連して。この映画はとにかく自然と生命を尊重しながら描いています。
人間が誕生する前の世界。
人間の干渉されない神話の世界。
人間が踊らず動物がダンサーの世界、ここは朝から始まり夜に終わりますね。
春夏秋冬の情景を描いた世界。
魔法の世界(マーリンは魔法使いということで人間とは別物扱いとします)。
音とそれに合わさった振幅などの映像だけの世界。
 しかし音を奏でる奏者は人間です。これはアニメーションを自然、音楽を人間に持ってくることで人間と自然との関わり合い、調和。そういったものを示してるのではないでしょうか。

 そういえばお遊びで指揮者のストコフスキーとミッキーが“共演”を果たしましたがこのシーンってウォルト・ディズニーがアニメーションの世界はここまで広がったんだぞ!という自慢みたいな意味があったのだと思います・・

 各所でディズニーアニメ最高傑作と呼ばれてます。私もその意見には頷けますね。ただ私はディズニーアニメの美術的な面で最高傑作、に留めておきます。きっとディズニーアニメ映画に刺激とか早い展開のみを求める人には同じ評価は出せないと思ったからです。

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竜巻に巻かれてまで、演奏するミッキーくんのオーケストラ団はなかなかにブラボーです。


『ミッキーの大演奏会』 The Band Concert (1935年)
ミッキーの大演奏会
スタッフ
監督:ウィルフレッド・ジャクソン
製作:ウォルト・ディズニー
音楽:リー・ハーライン
配給:ユナイテッド・アーティスツ
キャスト
ミッキーマウス:ウォルト・ディズニー(後藤真寿美)
ドナルド:クラレンス・ナッシュ(関時男)
ナレーション(土井美加)


 ウィルフレッド・ジャクソン監督作品「ミッキーの大演奏会」。原題は「The Band Concert」。

 さてこの映画、色使いがまるで絵の具のように綺麗ですが、ミッキー主人公シリーズの初カラー映画なんですね。当時ミッキーシリーズをカラー映画で観たかった人にはとっても綺麗に見えたでしょう。ちなみに同年に「ミッキーの自動車修理」が公開されてます。こっちは白黒ですね。

 この映画はミッキーの大演奏会ということでミッキー楽団の演奏に重点を置いてますね。その通りで音楽も軽やか、それに合わせるようにミッキーたちの動きも軽やか。

 この映画の名シーンは竜巻に巻かれながらもミッキーたちが演奏を続けるシーン。竜巻の軸を中心にミッキーら楽団たちも回る、という動きがうまく作られてますよ。そしてこの竜巻に巻き上げられるミッキー楽団のシーンは神々しくも見えますね。



【あらすじ】

 ミッキー楽団は、野外ライブをはじめる。そこへアイスクリーム、ポップコーン売りのドナルドが自分も目立ちたい!と言わんばかりに自慢のフルート演奏を吹き始める。ミッキーにとっては邪魔だ!追っ払い、邪魔し合いが始まる。













【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 今日はミッキー(ウォルト・ディズニー)のオーケストラの野外コンサートが開かれる日。観客の拍手に包まれて、ミッキー、豚のピーター・ピグ、バディー・ピグとヤギのギデオン・ゴート、馬のホーレンス・ホースカラー、牛のクララベル・カウらミッキー楽団は挨拶をする。

 さてさて曲は、ジョアキーノ・ロッシーニ作曲「ウィリアム・テル序曲」。第1部〈夜明け〉を演奏し始めるミッキーたち。ミッキーは真剣そのもの。

 そこへ不快な声でポップコーンとラムネ、アイスクリームの宣伝をしはじめ空気をぶっ壊してきたのはドナルド(クラレンス・ナッシュ)。ドナルドは楽団の演奏に感化され、図々しく舞台に上がり込み自慢のフルートで「オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥ともいう)」を吹き始める。

 さあ楽団もこのフルートにつられ始める。キレたミッキーはフルートを取り上げ、バキッと折ってしまう。しかしドナルドは意に介さず、またしても袖からフルートを取り出し吹き始める。ミッキーはまた取り上げ折る。またドナルドはどっかからフルートを取り出し、吹き始める。ミッキーが取り上げようとするとドナルドは自分で折ってそれをミッキーに渡す。

 挑発されたミッキーはドナルドを追いかけるがあいつはすばっしこいので逃げられてしまう。ミッキーはつられてオクラホマミキサーを演奏する楽団の指揮を立て直そうとする。またしても邪魔するドナルドを追い出す。

 でもドナルドは諦めない。オクラホマミキサーを吹き続ける。そこへハチ君がドナルドの邪魔をしにきた。追い払われたハチ君はミッキーの頭の上に乗っかる。

 ハチ君への復讐に燃えるドナルドはアイスを投げつける。アイスはミッキーの頭に当たり、それを超えてパディー・ピグのチューバに入る。パディーはチューバを大きく吹いて、アイスを取り除きアイスは今度はミッキーの服の中に入る。

 ムズムズしちゃうミッキーは服の中のアイスを取り除いて、演奏を元に戻すがハチ君が邪魔をしにきた。ハチ君は舞台を飛び回り、演奏者たちの邪魔をする。さあ困った。演奏者たちはそれぞれの楽器でハチ君を退治しようとしてヒッチャカメッチャカになってしまう。

 さあ第2部《嵐》がはじまる。そこへタイミングを見計らったようにアメリカの田舎によくある竜巻が近づいてきた。竜巻はどんどん舞台に近づいてきて観客は一斉に逃げ出す。

 竜巻に巻き上げられる楽団。しかし演奏は止まらない。おのおの浮かび上がりながら一緒に浮かぶ楽譜を見ながら演奏を続ける。

 さあやっと竜巻は収まったようで。全く意に介さないままミッキーたちは演奏を終えた!これぞまさに職人芸!

 しかし観客は逃げてしまったので拍手をするのはドナルドだけ。ドナルドはまた調子づいてオクラホマミキサーをフルートで吹き始めたので楽団は一斉にドナルドに楽器を投げつける。ドナルドの“七面鳥”も受け入れられなかったようだ・・







 ドナルドの扱い、酷いですね(笑)邪魔者であり、ハブられる者であり。
もしかしたら居るかもしれない待ってくださっていた方、お待たせしました。

受験を終えたのでこの作品でブログの復帰を宣言致します。


『ミッキーの自動車修理』 Mickey's Service Station (1935年)
ミッキーの自動車修理
スタッフ
監督:ベン・シャープスティーン
製作:ジョン・サザーランド
製作総指揮:ウォルト・ディズニー
音楽:リー・ハーライン
キャスト
ミッキー:ウォルト・ディズニー(後藤真寿美)
ドナルド:クラレンス・ナッシュ(関時男)
グーフィー:ピント・コルヴィッグ(小山武宏)
ピート:ビリー・ブレッチャー(内田稔)
ナレーション(土井美加)


 ベン・シャープスティーン監督作品「ミッキーの自動車修理」。原題は「Mickey's Service Station

 モノクロミッキー時代の作品ですね。1928年に初めて「蒸気船ウィリー」というディズニーアニメ映画が公開され、それから約7年後の作品となっています。同年の他の実写映画には「戦艦バウンティ号の叛乱」「マルクス兄弟 オペラは踊る」などがありますね。

 ミッキー、ドナルド、グーフィーは自動車整備士のようですね。「Service Station」っていうのは給油所、つまりガソリンスタンドという意味もありますが、修理工場という意味もあります。私が鑑賞したバージョンは日本語吹き替えでナレーションはガソリンスタンドと言っていますが、正しくは修理工場という意味でしょう。

 やっぱりアニメーション映画ってのは実写じゃできないキャラクターの持ってる軽さというのがあるからいいですね。というのも人間にはできない動き、つまり超軽やかな飛び跳ねも出来るんです。そういうところはやっぱりいいですねー。実写のダンス映画の動きの限界をアニメーション映画ならいとも簡単に超えられるんですから。


【あらすじ】

 ミッキー、ドナルド、グーフィーの三人の勤める自動車修理工場に乱暴者のピートが車から出る異常な音を取り除いておけ、10分以内にな!と命じてくる。三人は忙しなく車を解体して原因を調べていく。













【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 ミッキー(ウォルト・ディズニー)、グーフィー(ピント・ゴルヴィッグ)、ドナルド(クラレンス・ナッシュ)の三人は「SERVICE WITH A SMILE」(笑顔でサービス:〈追記〉1934年にロイ・マック監督の同名映画。関係性は不明)という自動車工場で修理に従事していた。

 そこへ葉巻を加えた乱暴者のピート(ビリー・ブレッチャー)が高級車に乗ってやってくる。プップーとクラクションを鳴らし呼びつける。ミッキー、グーフィー、ドナルドはお迎えをする。「どんな修理も承ります!」

 ピートは荒々しくミッキーを右手で掴み上げ、左手で自分の車を持ち上げる。そして離すと車が地面に着く。すると車の中から「アルプス一万尺」のメロディーが聞こえる。ピートはこの異常な音を10分以内に直せとムチャクチャを言う。現在は11時50分。制限時間は12時だ!出来なきゃ、クビだ!

 ピートは大笑いをしながら去ろうとしてラッパを踏んづける。そのラッパがおならに似ていたので自分が屁をこいたのだと勘違いしたピートは三人を拳銃で威圧。「文句があるのか!」

 三人がおびえているのを確認し再び踵を返すとまた踏んづけてオナラみたいな音が鳴っちまった!堪忍袋の緒が勝手に切れたピートは二挺拳銃をぶっぱなし三人をさっさと車の修理に取り掛からせ、大笑いしながら去っていった。

 さてさて大慌てで異常な音を探すため解体に取り掛かる三人。ジャッキで車を持ち上げたり、クラクションを調べたり。

 ミッキーはタイヤのホイールを取り外したら自分のお尻にはめ込まれて取るのに一苦労。ドナルドは正面のグリルネットを取り外し、ネットの紐(なぜか金属ではなくヒモ)を全部引っ張って外してしまった。グーフィーもグーフィーでダメダメ。

 ミッキーはタイヤのゴムを調べ、やっと音の原因であるスズムシのような虫を発見。グーフィーはトンカチで潰そうとするがフロントガラスをぶっ叩いてパリーン!という結果になる。ドナルドもミッキーも虫を潰そうとして色々、部品をぶったたいてダメにしてしまう。

 さあ12時の鐘が鳴りだした。急いで車を元に戻さないと!焦って焦って、ドナルドがボンネットの中に閉じ込められ、ミッキーがタイヤのゴムに絡められて、ドナルドは更にネットの紐が無くなってるのに気づき、代わりに排水溝をはめ込む。

 グーフィーはせっせと車のマフラーから歯車をテキトーに入れ込む。更に車用ホイストを操るレバーを目いっぱい傾けてしまい、ホイストが車を乗せて空にすっ飛んでいく。グーフィーはホイストが何とか倒れないように付け根の部分を持つが、ドナルドが巻いてしまった石油で足が滑る滑る。そして何とか、大破はしないように着地させる。

 やがてピートが帰ってきた。見た目だけはなんだか完璧そうに見える。ピートが車に乗り込みエンジンをかけると進まないどころかなんだかガタンガタン揺れてる。ミッキーたちは嫌な予感がして先に避難する。

 そしてピートの高級車は破裂するかのごとくパーンと粉々に四散する。原型を保っていたエンジンくんが持ち主のピートに襲い掛かりピートはエンジンくんに追われながら逃げていったのだった。








 上司にこき使われている平社員の方がこういった映画を見るとちょっとスカッとするのではないでしょうか。ガミガミ小うるさい上司がピートに当てはまりますね。ピートはこういう役ばっかりです。
まさにドナルドダックやりやがった、って感じですね。


『総統の顔』(1943年・米)
総統の顔
スタッフ
監督:ジャック・キニー
脚本:ジョー・グラント、ディック・ヒューマー
製作:ウォルト・ディズニー
音楽:オリバー・ウォレス
配給:RKO Radio Pictures
キャスト
ドナルドダック:クラレンス・ナッシュ


 ジャック・キニー監督作品「総統の顔」。原題タイトルは「Der Fuehrer's Face

 プロパガンダ映画です。普通にアドルフ・ヒトラー、ベニート・ムッソリーニ、そしてイエローモンキーを示してるかのごとく黄色い肌の昭和天皇の絵とか出てきますし、ヒトラーは特に何回も出てきますね。でも昭和天皇はどっちかというと東条英機っぽく書かれてますね。でも昭和天皇の絵であることは間違いないでしょう。なぜならドナルドダックが「ヒロヒト」(昭和天皇の諱が裕仁)って言ってましたから。

 ウォルト・ディズニーは結構、積極的にプロパガンダ映画を作ってますね。それが本人の意志であるかは私には分かりませんしコメントするつもりもありません。ただディズニーは映画監督として偉大ではある、と言えます。

 いやあ、正直こんな不用意な発言をするのはアレかもしれませんが、面白いですよ。ドナルドダックがドイツの兵士にいじめられ強制労働をさせられるあたり、チャップリンの「モダン・タイムス」(1936年)を思い出させますねえ。どちらもブラック・ジョークがお得意なようで風刺がかってて面白いですよ。

 ただ日本ではソフト化はおろかテレビ放映も一度もしたことありませんし予定もないようです。アメリカで発売されたドナルド・クロニクルDVDの日本語版にはこの話は収録されてませんでした。まあ、内容が内容だけにソフト化できないでしょう。“日本人にとって”不謹慎と思えてしまうでしょうし宮内省は許さないでしょうから。


【あらすじ】

 ドイツ兵のドナルドダックは朝起床して昭和天皇、ムッソリーニ、ヒトラーの肖像画の前で敬礼する。「ハイル!ヒットラー!」貧乏、不自由な暮らしを強いられながら、強制労働工場で48時間の強制労働を強いられドナルドダックは気が狂う。

総統の顔のシーン













【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 ここはナチランド。

 町中いたるところにハーケンクロイツがあり、軍人が朝っぱらから軍歌を高らかに歌う。

 ドナルドダック(クラレンス・ナッシュ)は軍歌に起こされ不機嫌になり窓のカーテンを閉めるが、逆に軍人にカーテンを斬りつけられ、アドルフ・ヒトラー、昭和天皇、ベニート・ムッソリーニの三人の肖像画の前で敬礼させられる。

 それから二度寝しにベッドに向かうと、軍人にバケツで水を叩きつけられドナルドは着替えを済ませる。

 ドナルドは朝食にノコギリで切らなければ切れないような堅いオガクズ入りライ麦パンを食し、“ベーコンエッグの香り”というものの匂いを嗅ぎながら食す。軍人に隠れながら一粒分の小ささの三角パックを使ったコーヒーを飲んでしまう。贅沢は敵だそうだ。

 知識を磨け!と軍人に言われてヒトラー著「我が闘争」を読まされ、軍隊に連れられて兵器工場に働きに出る。

 一日48時間働いて砲弾を製造させられるドナルドダック。ベルトコンベアで流れてくる砲弾を流れ作業で製造していき、ときどき流れてくるヒトラーの肖像画には敬礼をしなければならない。

 やがて放送で演説が流される。ヒトラーは全く生産ラインが追い付かずやがては狂いだしてしまった。

 目が覚めると窓際からの物影が伸びており、それはヒトラーの敬礼だった。ドナルドダックはすぐに敬礼しようとすると自分が星条旗のパジャマを着ており、物影は自由の女神のミニチュアだった。

 ここはアメリカ。ドナルドダックは悪夢を見ていた。ドナルドダックは自由の女神のミニチュアに抱き着き自分がアメリカ国民であることを心から喜ぶのだった・・・・







 アニメ映画でこんな余裕あるプロパガンダ映画を作れる国に勝てるわけがないですよね。日本はひたすら戦時中は戦意を高めるプロパガンダばっかだったんですから、ブラックジョークの余裕もありませんでした。この映画は風刺が面白く、そしてアメリカの強さが身に染みる映画ですねえ。

 ちなみに私は落ちている動画を見ました。日本語字幕はありませんでしたが、意味はそこそこ分かるもんですねえ。
ミッキーマウス、ミニーを助ける。


『ギャロッピン・ガウチョ』(1928年・米)

スタッフ
監督:ウォルト・ディズニー
製作:ウォルト・ディズニー
音楽:カール・スターリング
アニメーション:アブ・アイワークス
キャスト
ウォルト・ディズニー


 ウォルト・ディズニー監督作品「ギャロッピン・ガウチョ」。原題タイトルは「Gallopin' Gaucho

 まずガウチョというのは南米のカウボーイみたいな人たちだったそうです。ミッキーがガウチョさながらにピートと戦ってミニーを救出する、という物語です。

 ミッキーがプカプカ、煙草を吸ったりビールを飲んだりと今のミッキーさんでは考えられないですね。だから最近でも放送されるときはそういう部分がカットされるようです。

 もともと、「プレーン・クレージー」(1928年)と同じくらいに作られたんですがサイレント映画だったので、当時トーキーがばんばん出ている時勢ではサイレント映画のミッキーを何本作っても配給会社に相手にされませんでした。ウォルトはアニメーションにトーキーを混ぜることを思いついて「蒸気船ウィリー」(1928年)に作りミッキーシリーズとして初公開されました。その後、この映画や「プレーン・クレイジー」も製作したのは前ですがトーキー用に再編集し「蒸気船ウィリー」の後に公開されました。


【あらすじ】
 ミニーがピートにさらわれてしまった!ミッキーはロバで逃げるピートをダチョウに乗って追跡する。






【以下全文ネタバレ注意】












↓四行後にネタバレ文あり




 ミッキーはダチョウに乗って、ある酒場に入り、そこでダンサーとして活躍するミニーとダンスをする。

 二人がいい雰囲気になるなか、ピートがミニーをさらってしまった!

 ミッキーは酒場で酔っぱらってしまったダチョウに乗ってロバに乗って逃げるピートをどこまでも追跡する。

 撒いたと思ったピートは自分のアジトにミニーを連れて入っていた。ミッキーも正面のドアから入ろうとするが扉が開かない。

 ミッキーは上の階の窓からアジトに入り込み、ピートと対決。一時は追いつめられるがピートを圧倒しミニーを奪還する。

 調子を取り戻したダチョウに乗るミッキーとミニー。二人はダチョウの揺れを気にしないよう工夫しながらキスをするのだった。





 この映画には「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)がオマージュしたかもしれないシーンがところどころありますね。そういえばお姫様を助けるところなんかもカリオストロの城まんまですねえ。
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