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竜巻に巻かれてまで、演奏するミッキーくんのオーケストラ団はなかなかにブラボーです。


『ミッキーの大演奏会』 The Band Concert (1935年)
ミッキーの大演奏会
スタッフ
監督:ウィルフレッド・ジャクソン
製作:ウォルト・ディズニー
音楽:リー・ハーライン
配給:ユナイテッド・アーティスツ
キャスト
ミッキーマウス:ウォルト・ディズニー(後藤真寿美)
ドナルド:クラレンス・ナッシュ(関時男)
ナレーション(土井美加)


 ウィルフレッド・ジャクソン監督作品「ミッキーの大演奏会」。原題は「The Band Concert」。

 さてこの映画、色使いがまるで絵の具のように綺麗ですが、ミッキー主人公シリーズの初カラー映画なんですね。当時ミッキーシリーズをカラー映画で観たかった人にはとっても綺麗に見えたでしょう。ちなみに同年に「ミッキーの自動車修理」が公開されてます。こっちは白黒ですね。

 この映画はミッキーの大演奏会ということでミッキー楽団の演奏に重点を置いてますね。その通りで音楽も軽やか、それに合わせるようにミッキーたちの動きも軽やか。

 この映画の名シーンは竜巻に巻かれながらもミッキーたちが演奏を続けるシーン。竜巻の軸を中心にミッキーら楽団たちも回る、という動きがうまく作られてますよ。そしてこの竜巻に巻き上げられるミッキー楽団のシーンは神々しくも見えますね。



【あらすじ】

 ミッキー楽団は、野外ライブをはじめる。そこへアイスクリーム、ポップコーン売りのドナルドが自分も目立ちたい!と言わんばかりに自慢のフルート演奏を吹き始める。ミッキーにとっては邪魔だ!追っ払い、邪魔し合いが始まる。













【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 今日はミッキー(ウォルト・ディズニー)のオーケストラの野外コンサートが開かれる日。観客の拍手に包まれて、ミッキー、豚のピーター・ピグ、バディー・ピグとヤギのギデオン・ゴート、馬のホーレンス・ホースカラー、牛のクララベル・カウらミッキー楽団は挨拶をする。

 さてさて曲は、ジョアキーノ・ロッシーニ作曲「ウィリアム・テル序曲」。第1部〈夜明け〉を演奏し始めるミッキーたち。ミッキーは真剣そのもの。

 そこへ不快な声でポップコーンとラムネ、アイスクリームの宣伝をしはじめ空気をぶっ壊してきたのはドナルド(クラレンス・ナッシュ)。ドナルドは楽団の演奏に感化され、図々しく舞台に上がり込み自慢のフルートで「オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥ともいう)」を吹き始める。

 さあ楽団もこのフルートにつられ始める。キレたミッキーはフルートを取り上げ、バキッと折ってしまう。しかしドナルドは意に介さず、またしても袖からフルートを取り出し吹き始める。ミッキーはまた取り上げ折る。またドナルドはどっかからフルートを取り出し、吹き始める。ミッキーが取り上げようとするとドナルドは自分で折ってそれをミッキーに渡す。

 挑発されたミッキーはドナルドを追いかけるがあいつはすばっしこいので逃げられてしまう。ミッキーはつられてオクラホマミキサーを演奏する楽団の指揮を立て直そうとする。またしても邪魔するドナルドを追い出す。

 でもドナルドは諦めない。オクラホマミキサーを吹き続ける。そこへハチ君がドナルドの邪魔をしにきた。追い払われたハチ君はミッキーの頭の上に乗っかる。

 ハチ君への復讐に燃えるドナルドはアイスを投げつける。アイスはミッキーの頭に当たり、それを超えてパディー・ピグのチューバに入る。パディーはチューバを大きく吹いて、アイスを取り除きアイスは今度はミッキーの服の中に入る。

 ムズムズしちゃうミッキーは服の中のアイスを取り除いて、演奏を元に戻すがハチ君が邪魔をしにきた。ハチ君は舞台を飛び回り、演奏者たちの邪魔をする。さあ困った。演奏者たちはそれぞれの楽器でハチ君を退治しようとしてヒッチャカメッチャカになってしまう。

 さあ第2部《嵐》がはじまる。そこへタイミングを見計らったようにアメリカの田舎によくある竜巻が近づいてきた。竜巻はどんどん舞台に近づいてきて観客は一斉に逃げ出す。

 竜巻に巻き上げられる楽団。しかし演奏は止まらない。おのおの浮かび上がりながら一緒に浮かぶ楽譜を見ながら演奏を続ける。

 さあやっと竜巻は収まったようで。全く意に介さないままミッキーたちは演奏を終えた!これぞまさに職人芸!

 しかし観客は逃げてしまったので拍手をするのはドナルドだけ。ドナルドはまた調子づいてオクラホマミキサーをフルートで吹き始めたので楽団は一斉にドナルドに楽器を投げつける。ドナルドの“七面鳥”も受け入れられなかったようだ・・







 ドナルドの扱い、酷いですね(笑)邪魔者であり、ハブられる者であり。
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もしかしたら居るかもしれない待ってくださっていた方、お待たせしました。

受験を終えたのでこの作品でブログの復帰を宣言致します。


『ミッキーの自動車修理』 Mickey's Service Station (1935年)
ミッキーの自動車修理
スタッフ
監督:ベン・シャープスティーン
製作:ジョン・サザーランド
製作総指揮:ウォルト・ディズニー
音楽:リー・ハーライン
キャスト
ミッキー:ウォルト・ディズニー(後藤真寿美)
ドナルド:クラレンス・ナッシュ(関時男)
グーフィー:ピント・コルヴィッグ(小山武宏)
ピート:ビリー・ブレッチャー(内田稔)
ナレーション(土井美加)


 ベン・シャープスティーン監督作品「ミッキーの自動車修理」。原題は「Mickey's Service Station

 モノクロミッキー時代の作品ですね。1928年に初めて「蒸気船ウィリー」というディズニーアニメ映画が公開され、それから約7年後の作品となっています。同年の他の実写映画には「戦艦バウンティ号の叛乱」「マルクス兄弟 オペラは踊る」などがありますね。

 ミッキー、ドナルド、グーフィーは自動車整備士のようですね。「Service Station」っていうのは給油所、つまりガソリンスタンドという意味もありますが、修理工場という意味もあります。私が鑑賞したバージョンは日本語吹き替えでナレーションはガソリンスタンドと言っていますが、正しくは修理工場という意味でしょう。

 やっぱりアニメーション映画ってのは実写じゃできないキャラクターの持ってる軽さというのがあるからいいですね。というのも人間にはできない動き、つまり超軽やかな飛び跳ねも出来るんです。そういうところはやっぱりいいですねー。実写のダンス映画の動きの限界をアニメーション映画ならいとも簡単に超えられるんですから。


【あらすじ】

 ミッキー、ドナルド、グーフィーの三人の勤める自動車修理工場に乱暴者のピートが車から出る異常な音を取り除いておけ、10分以内にな!と命じてくる。三人は忙しなく車を解体して原因を調べていく。













【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 ミッキー(ウォルト・ディズニー)、グーフィー(ピント・ゴルヴィッグ)、ドナルド(クラレンス・ナッシュ)の三人は「SERVICE WITH A SMILE」(笑顔でサービス:〈追記〉1934年にロイ・マック監督の同名映画。関係性は不明)という自動車工場で修理に従事していた。

 そこへ葉巻を加えた乱暴者のピート(ビリー・ブレッチャー)が高級車に乗ってやってくる。プップーとクラクションを鳴らし呼びつける。ミッキー、グーフィー、ドナルドはお迎えをする。「どんな修理も承ります!」

 ピートは荒々しくミッキーを右手で掴み上げ、左手で自分の車を持ち上げる。そして離すと車が地面に着く。すると車の中から「アルプス一万尺」のメロディーが聞こえる。ピートはこの異常な音を10分以内に直せとムチャクチャを言う。現在は11時50分。制限時間は12時だ!出来なきゃ、クビだ!

 ピートは大笑いをしながら去ろうとしてラッパを踏んづける。そのラッパがおならに似ていたので自分が屁をこいたのだと勘違いしたピートは三人を拳銃で威圧。「文句があるのか!」

 三人がおびえているのを確認し再び踵を返すとまた踏んづけてオナラみたいな音が鳴っちまった!堪忍袋の緒が勝手に切れたピートは二挺拳銃をぶっぱなし三人をさっさと車の修理に取り掛からせ、大笑いしながら去っていった。

 さてさて大慌てで異常な音を探すため解体に取り掛かる三人。ジャッキで車を持ち上げたり、クラクションを調べたり。

 ミッキーはタイヤのホイールを取り外したら自分のお尻にはめ込まれて取るのに一苦労。ドナルドは正面のグリルネットを取り外し、ネットの紐(なぜか金属ではなくヒモ)を全部引っ張って外してしまった。グーフィーもグーフィーでダメダメ。

 ミッキーはタイヤのゴムを調べ、やっと音の原因であるスズムシのような虫を発見。グーフィーはトンカチで潰そうとするがフロントガラスをぶっ叩いてパリーン!という結果になる。ドナルドもミッキーも虫を潰そうとして色々、部品をぶったたいてダメにしてしまう。

 さあ12時の鐘が鳴りだした。急いで車を元に戻さないと!焦って焦って、ドナルドがボンネットの中に閉じ込められ、ミッキーがタイヤのゴムに絡められて、ドナルドは更にネットの紐が無くなってるのに気づき、代わりに排水溝をはめ込む。

 グーフィーはせっせと車のマフラーから歯車をテキトーに入れ込む。更に車用ホイストを操るレバーを目いっぱい傾けてしまい、ホイストが車を乗せて空にすっ飛んでいく。グーフィーはホイストが何とか倒れないように付け根の部分を持つが、ドナルドが巻いてしまった石油で足が滑る滑る。そして何とか、大破はしないように着地させる。

 やがてピートが帰ってきた。見た目だけはなんだか完璧そうに見える。ピートが車に乗り込みエンジンをかけると進まないどころかなんだかガタンガタン揺れてる。ミッキーたちは嫌な予感がして先に避難する。

 そしてピートの高級車は破裂するかのごとくパーンと粉々に四散する。原型を保っていたエンジンくんが持ち主のピートに襲い掛かりピートはエンジンくんに追われながら逃げていったのだった。








 上司にこき使われている平社員の方がこういった映画を見るとちょっとスカッとするのではないでしょうか。ガミガミ小うるさい上司がピートに当てはまりますね。ピートはこういう役ばっかりです。
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