上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
日本の鎌倉が出てきますが、この当時は明治3年。チョンマゲの人もいれば、散切り頭の人もいましたね。


『八十日間世界一周』(1956年・米)
八十日間世界一周
スタッフ
監督:マイケル・アンダーソン
脚本:S・J・ペレルマン、ジェームズ・ポー、ジョン・ファロー
製作:マイケル・トッド
原作:ジューヌ・ヴォルヌ「八十日間世界一周」
音楽:ヴィクター・ヤング
撮影:ライオネル・リンドン
配給:ユナイテッド・アーティスツ
キャスト
フィリアス・フォッグ:デヴィッド・ニーヴン
パスパルトゥ:カンティンフラス
アウダ姫:シャーリー・マクレーン
将軍フランシス・クロマーティ卿:セドリック・ハードウィック
フィックス刑事:ロバート・ニュートン
イギリス
イングランド銀行総裁ゴージャー・ラルフ:ロバート・モーレイ
デニス・ファレンティン:トレヴァー・ハワード
アンドリュー・スチュアート:フィンレイ・カリー
クラブの執事ヒンショー:ハーコート・ウィリアムズ
その他社会改良クラブメンバー:ロナルド・スクァイア、ベイジル・シドニー、A.E.マシューズ、ウォルター・フィッツジェラルド
職業紹介所所長ヘスケス・バゴット:ノエル・カワード
前執事フォスター:ジョン・ギールグッド
スコットランドヤードの捜査官:リチャード・ワッティス
牧師:フランク・ロイド
しゃっくりする御者:ジョン・ミルズ
信仰復興論者のリーダー:ベアトリス・リリー
パリ
パリ駅員で気球所有者ムッシュ・ガッセ:シャルル・ボワイエ
パリの御者:フェルナンデル
パリで色目を使った婦人:イヴリン・キース
スペイン
フラメンコのダンサー:ホセ・グレコ
闘牛士:ルイス・ミゲル・ドミンギン
豪族アクメッド・アブドゥッラー:ギルバート・ロンラード
アブドゥッラーの子分:シーザー・ロメロ
エジプト
イギリス領事:アラン・モーブレイ
モンゴリア号の給仕係:メルヴィル・クーパー
インド
警部補:レジナルド・デニー
大インド半島鉄道職員:ロナルド・コールマン
ゾウの運転士:ロバート・カバル
中国・香港
香港蒸気船会社事務員:チャールズ・コバーン
香港の酔っ払い:マイク・マザーキ
カルナティック号船員:ピーター・ロレ
アメリカ
酒場の用心棒:ジョージ・ラフト
酒場の酔っ払い:レッド・スケルトン
酒場の情婦:マレーネ・ディートリッヒ
酒場のピアニスト:フランク・シナトラ
サンフランシスコの男スタンプ・プロクター:ジョン・キャラダイン
大陸横断超特急車掌:バスター・キートン
騎兵隊隊長:ティム・マッコイ
フォトカーニー駅長:ジョー・E・ブラウン
ヘンリエッタ号一等航海士:アンディー・ディヴァイアン
ヘンリエッタ号舵手:ヴィクター・マクラグレン
ヘンリエッタ号船長:ジャック・オーキー

冒頭の解説者:エドワード・R・マーロー


 マイケル・アンダーソン監督作品「八十日間世界一周」。原題タイトルは「Around the World in 80 Days

 主演はデヴィッド・ニーヴン。ニーヴンっていうのは英国紳士の役が多いですね。実はこのニーヴンの役、銀行強盗と間違われるんですが、私はそれを聞いた瞬間、「お?ピンクパンサーか?」などと思ったりもしましたね。

 カメオ出演という言葉を生んだ映画です。とにかく端役に豪華俳優をあててしまうこの映画の恐ろしさ。セリフのないピアニストをフランク・シナトラが演じるとかマレーネ・ディートリッヒが出たりだとか・・恐ろしいです。

 マイケル・アンダーソン監督というのは第2次世界大戦で従軍していた人で退役後に監督になったそうです。1949年に映画監督デビュー。同姓同名の宇宙飛行士がいますが関係はないようです。

 それにしてもこの映画、世界の情景がとても綺麗。香港、スペインやアメリカ行ったり、その先々で景色は変わりますがとっても綺麗に撮るんですね。あとは鎌倉も。

 実はこの映画、映画より主題歌の方が多分有名だと思います。ヴィクター・ヤングによるこの音楽は恐らく映画史に残るでしょう。


【あらすじ】

 英国紳士フィリアス・フォッグは賭け仲間との賭けで80日間以内に世界一周できなければ5000ドル払うと約束する。フォッグは従者パスパルトゥと共に世界一周の旅へ出かける。


♪  ヴィクター・ヤング


80日間世界一周のシーン










【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




1872年。

 女人禁制クラブ・社会改良クラブの会員であるゴージャー・ラルフ(ロバート・モーレイ)はイングランド銀行の総裁。しかしイングランド銀行で強盗が発生し大金が盗まれてしまう。

 パスパルトゥ(カンティンフラス)は新たな職業を探していた。職業紹介所に入ったパスパルトゥはその所長ヘスケス・バゴット(ノエル・カワード)に対しフォスター(ジョン・ギールグッド)が執事として前に働いていた先の主フィリアス・フォッグ(デヴィッド・ニーヴン)の自分に対する扱いの悪さに関して暴言を吐いていた。

 フォッグはとにかく時間に厳格で几帳面な男だった。新たなフォッグの執事を探さなければいけない。そんな時、パスパルトゥは自分が執事になると名乗り出る。

 翌日、フォッグは社会改良クラブとカードの試合をしていた。そんな中で大インド鉄道が開通し交通も万全となってきたという話題が出る。

 今は世界一周が80日でできる、とフォッグが話し他のメンバー(トレヴァー・ハワード、フィンレイ・カリー、ロナルド・スクァイア、ベイジル・シドニー、A.E.マシューズ、ウォルター・フィッツジェラルド)がそれを否定する。しかしフォッグは断固としてできる、と言いやがて賭けになる。80日後までに世界一周して帰って来れなければ5000ポンド、賭けてもいいとなりフォッグはその日から80日で世界一周をする事になる。

 フォッグはパスパルトゥにすぐに準備をさせその日の夜にもロンドンから去る。

 電車でパリにやってきた二人は御者(フェルナンデル)の操縦により駅に来る。馬車を降りたとたんに女好きのパスパルトゥは誘惑する婦人(イヴリン・キース)に流されそうになるがフォッグがそれを止める。

 マルセイユ行の特急のキップを買おうとする。しかしマルセイユ行の特急は事故により通行しておらず、二人は困る。駅員ムッシュ・ガルセ(シャルル・ボワイエ)は二人に気球でマルセイユを目指してはどうだ、と提案し自分の気球を貸す。

 気球に乗った二人は市民に見送られながらもアルプス山頂を超え、ある町へ降りたつ。二人はマルセイユに来たはずがそこはスペインの町だった。どうやら飛び過ぎてしまったようだ。

 スペインを脱出するには町の豪族アクメッド・アブドゥラー(ギルバート・ロンラード)の所有する飛空艇を借りるしかなかった。

 フォッグとパスパルトゥは酒場に行き、フラメンコのダンサー(ホセ・グレコ)のフラメンコを見たり、パスパルトゥがフラメンコを踊ったりする。その後、二人は酒場にやってきた豪族アクメッドに接触する。

 アクメッドは子分(シーザー・ロメロ)を通訳として、パスパルトゥが闘牛祭で活躍したら飛空艇を譲る、と話す。フォッグはそれは虐殺だ、と断ろうとするがパスパルトゥはそれに応じる。

 パスパルトゥは闘牛祭で華麗なダンスで闘牛を圧倒する。それは闘牛士(ルイス・ミゲル・ドミンギン)も称賛するほどだった。

 アクメッドはパスパルトゥの闘牛を気に入り、フォッグに飛空艇を譲るのだった。

 その後、二人は無事にマルセイユに着き、スエズに辿りつく。スエズではフォッグをイングランド銀行の強盗犯だと疑っているフィックス刑事(ロバート・ニュートン)が二人をイギリス領事館へ連行する。イギリス領事(アラン・モーブレイ)は二人を解放したあと、フィックス刑事は二人を尾行しはじめる。

 ボンベイ行きのモンゴメリア号に乗った二人。フォッグはフランシス・クロマーティ将軍(セドリック・ハードウィック)と友になる。しかしフォッグの頑固な性格は変わらず、船の給仕係(メルヴィル・クーパー)に自分だけ食事は別にしろ、と言ったりもする。

 ボンベイに着いた二人。パスパルトゥは寄り道をしてしまい、開通したばかりの大インド半島鉄道に乗り込む。

 汽車の中で一緒になったクロマーティ将軍によればインドの宗教というのは人殺しも平気でする宗教があるそうだ。やがて突然、汽車が止まってしまう。

 どうやら汽車は全線開通していないそうで、線路が終わったところまでしか行かないそうだ。将軍、フォッグ、パスパルトゥの三人は困惑する。やがて鉄道職員(ロナルド・コールマン)が近くにゾウを貸してくれる人がいるとのことで三人はその人を頼る。

 1000ポンドの大金を積んでゾウを貸してもらった三人は運転士(ロバート・カバル)の操るゾウでカルカッタへと向かう。

 道中、怪しい宗教の儀式の行列に遭遇する。運転士によれば宗教の大物が死んでしきたりによりその妻アウダ姫(シャーリー・マクレーン)も無理矢理、一緒に生きたまま燃やされるそうなのだ。三人は無理やり、燃やされる奥さんを助け出そうとする。

 将軍とフォッグはいかにして助けようか作戦を考えていた。そんな時、パスパルトゥがどこにもいない。なんとパスパルトゥは死んだ旦那に化けており、やがてさもその男が蘇ったように演じる。

 恐れおののいた儀式の参加者は散り散りに逃亡。その隙にパスパルトゥはアウダ姫を連れ出すことに成功する。

 その後、宗教の祭殿に乗り込んだ罪で逮捕されたフォッグらだったが保釈金を払い釈放され、香港へやってくる。フィックス刑事は保釈金を高くしたのに、と警部補(レジナルド・デニー)相手に愚痴をこぼす。

 香港から横浜行きのカルナティック号のキップ購入を頼まれたパスパルトゥはキップを購入しあとで取りに行くことになる。

 待つ間、偶然を装ってパスパルトゥに接触してきたフィックス刑事。フィックス刑事は酒場で二人で飲みあおう、と誘い自分の正体が刑事であるからフォッグ逮捕に貢献してほしいと依頼する。

 しかし忠誠心の高いパスパルトゥはそれを拒否する。フィックス刑事はパスパルトゥにアルコール度の高い酒を飲ませ、彼を眠らせてしまう。

 パスパルトゥが船員(ピーター・ロレ)に起こされた時は自分一人だけカルナティック号に乗せられていた。主人を置いてきてしまった、と絶望的になる。

 一方、フォッグはアウダ姫、そしてまたしても接触してきたフィックス刑事と共にオンボロ船に乗せてもらい横浜を目指すのだった。

 横浜ではパスパルトゥが鎌倉の曲芸屋で曲芸をして食費を稼いでいた。フォッグとアウダ姫は遅れて横浜に到着しパスパルトゥを連れて船で太平洋を横断しサンフランシスコへと向かう。

 アウダ姫は自分と同じ几帳面で時間に厳格な性格である英国紳士フォッグに興味を持っていた。

 サンフランシスコへ着いたフォッグ、アウダ姫、パスパルトゥ。パスパルトゥは寄り道した酒場で用心棒(ジョージ・ラフト)に睨みを利かせられたり、酔っ払い(レッド・スケルトン)と接触をはかったり情婦(マレーネ・ディートリッヒ)に誘惑されたりする。

 フォッグは一人のアメリカ人男スタンプ・プロクター(ジョン・キャラダイン)に絡まれる。英国人の誇りを馬鹿にされたフォッグは鉄棒でスタンプを殴り気絶させる。

 その後、アメリカの大陸横断鉄道に乗り込んだフォッグ、スタンプ、アウダ姫、さらに接触してきて同行しだしたフィックス刑事ら。

 汽車が停止する。民族が汽車を止めたようだが彼らは友好的だった。ほかにもバッファローの大群により停車する。あと停止したのは橋の手前。川の氾濫で橋が崩れそうなのだという。しかしスタンプが運転士に酒を振る舞い、汽車は助走をつけて全速力で橋を通過していった。

 やがてフォッグはスタンプに絡まれついに二人は拳銃による決闘となる。車掌(バスター・キートン)が心配するなか、突然矢が車内に飛んでくる。先住民のインディアン・スー族に鉄道が襲撃される。

 車内の全員が応戦する。パスパルトゥはスー族を引きつけるために単身、騎馬で囮となって逃亡するが、捕らえられて火あぶりにされそうになる。その隙に鉄道はフォトカーニー駅に停車し騎兵隊隊長(ティム・マッコイ)が率いる騎兵隊が出動し間一髪でパスパルトゥを解放する。

 しかしパスパルトゥ救出の間に鉄道は一つ行ってしまい、駅長(ジョー・E・ブラウン)は明日まで待て、というが待てないフォッグはトロッコを作ってそのトロッコに帆を張りニューヨークへ辿りつく。

 ニューヨークで貨物船ヘンリエッタ号に乗り込んだフォッグ。フォッグに焦らされ船長(ジャック・オーキー)は全速力でリバプールへ向かうが途中で燃料が切れてしまった。

 フォッグは船長から船を買い取ってしまい、燃やせる飾りなどのものをすべて燃やして全速力でリバプールへと向かう。しかし燃やせるものがなくなった時、ここまでかとフォッグは悔しそうに帽子と杖を投げ込む。しかしすぐそこに陸が見えた。船長はこんな旅ははじめてだった、とフォッグたちと喜び合う。

 しかしリバプールに着いた途端、逮捕状を請求したフィックス刑事がフォッグを逮捕してしまう。残り時間に余裕もない。フォッグは無実を訴えるが牢獄に捕らえられてしまった。

 牢獄の中でついに約束の80日間の時間が経ってしまった。その後、フィックス刑事が真犯人が捕まった、申し訳ないことをしましたた、と謝罪する。それに対しフォッグは
「こんな予想外な妨害でまさか失敗するとは。あなたとの旅は不快なものでした」
 と恨み言を吐いて釈放される。

 フォングが数えて81日目。家に帰って来たフォッグ。フォングは賭けに負け全財産を失うことに落ち込んでいた。アウダ姫も一緒についてきており、姫はフォッグを励ましやがて二人は結婚することを誓い合う。パスパルトゥは結婚式を開くために牧師(フランク・ロイド)を呼びに行かされる。

 パスパルトゥは牧師を家に連れて行こうとして、看板をふと見ると土曜日と書いてある。本来ならば日曜日のはずなのだが。パスパルトゥは1日誤っていることに気付き、新聞を買ってすぐにフォングの下に帰る。

 フォングに新聞を見せたパスパルトゥ。フォングは世界一周を西から東へ向かってしていったことで日付変更線を通り過ぎたため、今日がイギリスでは丁度80日目になるのだった。フォングはすぐにクラブへ向かう。

 途中、拾った御者(ジョン・ミルズ)がしゃっくりが止まらなくて進まなくなったり、歩いていくと今度は侵攻を復活せよと論する女性(ベアトリス・リリー)に絡まれたりもした。

 クラブのメンバーたちはフォングは間に合わなかった、と思っていたがフォングは80日目の時間ぴったしに到着する。フォングは賭けに勝った。

 やがて女人禁制のはずのクラブにアウダ姫が入ってきてしまう。フォングはすぐに追い返そうとするが今度は窓からパスパルトゥが現れ、肖像画が落下する。

 ある男が呟く。「大英帝国の崩壊だ・・・」






 これは現実世界のファンタジー物語ですねえ。気球で二人がフランスを目指すシーンとかはこの映画の代名詞みたいなシーンですよね。この映画を観てない人でもこの映画に気球が登場する、というのは知ってる人は結構多いでしょうが。

 ヴィクター・ヤングの音楽は本当に観て聴く人を旅行したい、という気分にさせますねえ。素晴らしく壮大かつ草原がイメージされるような音楽ですねえ。ストーリーも引き立てるので童心に帰るようなアドベンチャー映画にさらにアドベンチャー味を引き立ててますねえ。

 そしてゴメンなさい。最後のオチが意味不明でした。私なりに調べてみたんですがよく分かりません。英語サイトなら何か書いてあるかもしれませんが私が英語が苦手なのでよく分からなかったです。もし今後で分かったら追記しておきます。

80日間世界一周 [DVD]80日間世界一周 [DVD]
(2008/06/11)
デビッド・ニーブン、カンティンフラス 他

商品詳細を見る

原作小説
八十日間世界一周 (岩波文庫)八十日間世界一周 (岩波文庫)
(2001/04/16)
ジュール ヴェルヌ

商品詳細を見る
スポンサーサイト
Category: 洋画ハ行

天文学者の夢 | Home | オズの魔法使い

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。