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水曜日に「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡」という映画を観終わっていました。


『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』 (2010年・日)
てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~
スタッフ
監督:李闘士男
脚本:鈴木聡、林民夫
原作:金城浩二
製作:春名慶、藤原恵美子
音楽:coba
主題歌:山下達郎「希望という名の光」
撮影:中山光一
編集:宮島竜治
キャスト
金城健司:岡村隆史
金城由莉:松雪泰子
佐加井保:吉沢悠
屋宜啓介:伊藤明賢
大城真人:赤堀雅秋
比企達平:國村隼
緑川靖治:渡部篤郎(特別出演)
美ら島沖縄大使:長澤まさみ(友情出演)
金城花江:原田美枝子
金城加那:児玉絹世
健司の子:金城琉斗(子役)
健司の子:比嘉奈菜子(子役)


 李闘士男監督作品「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」。主演はナインティナインの岡村隆史。

 この映画では金城浩二という人物が書いた同名自伝小説が原作となっています。内容は彼が世界で初めて人工による養殖サンゴの移植と産卵に成功した、という感じなのですが実はそれ以前にサンゴの産卵に成功させた人や施設があるようですね。ネットで調べて初めてそれを知った時「えぇ~・・」って落ち込んだりもしたんですが、金城氏が海とサンゴを愛していたのは間違いないようで何とか持ち直しました。

 「てぃだ」というのは琉球語で太陽という意味です。つまり「てぃだかんかん」というのは「太陽が照ってるねー」みたいな意味だと思います(自己意訳なので正しいとは限りません)。

 まあヒロインなのでしょう、松雪泰子。私は彼女は大人の女、というか艶っぽい女性ばっかり演じている、というイメージがあったんですがこの作品で松雪泰子が可愛げのある役でちょっとビックリしちゃいましたね。

 まあ岡村は大阪府、松雪は佐賀県出身なので沖縄のあの独特なしゃべり方がちとわざとらしい、と思う部分もありましたがこの映画で自分の中での岡村の好感度があがりましたね。実はこの映画を観る前に総合学習で金城浩二さん本人の映像を見たんですがやっぱり岡村と金城さんが似ている気がしました。


【あらすじ】


 小さい頃から海とサンゴが大好きだった純真な金城健司は健司の影響もあって同じく海が大好きな当時のマドンナ的存在だった金城由莉と結婚する。ある日、健司の経営する珊瑚礁が見れるバーが順調なころ、健司は海に潜り珊瑚礁を見て驚愕する。珊瑚礁は死滅状態だったのだ。健司は順調だったバーを閉店し、珊瑚礁を人工的に養殖し海に移植させるという計画に乗り出す。


♪希望という名の光    山下達郎










ゴメンなさい。今まで以下全文ネタバレ注意の警告文に↓をちゃんとやっていたのに最近は少し忘れてました。再び再会します。









【以下全文ネタバレ注意】









↓四行後にネタバレ文あり




 少年時代の金城健司は海ばっかり見ては珊瑚礁も見て遊びほうけていた。ずっと珊瑚礁と沖縄の海が大好きだったのだ。それから大人になっても健司は海に対する純真さを忘れてはいなかった。

 金城健司(岡村隆史)は小さい頃のマドンナだった由莉(松雪泰子)と結婚するために故郷の沖縄に帰ってくる。しかし健司の母・花江(原田美枝子)は健司を殴りつけ、由莉に「こんな男にゆーりは勿体ない」と結婚を反対するが由莉は健司の純真さに惚れ込んでいると答え二人は結婚してしまう。

 その後、事業失敗で借金を抱えた健司も懲りずに再び事業を始める。それは珊瑚礁を見ながら騒ぐことができるバーだった。花江や健司の妹・加那(児玉絹世)はまた健司は失敗する、と不安を抱いていたがそれは杞憂に終わり大成功。沖縄で4号店も出せ借金も完全返済できるほどの順調さを見せた。

 ある日、健司はダイビングで海に潜る。そのとき見た光景、それは沖縄の海の珊瑚礁が白化して死滅状態というおぞましい光景だった。

 健司は順調であるバー事業を突如、全店閉店させてしまう。そして健司は「沖縄の海が温暖化や環境汚染によって悲鳴をあげている」という理由を話す。これには花江は健司を殴りつけるし、友人の佐加井保(吉沢悠)、屋宜啓介(伊藤明賢)、大城真人(赤堀雅秋)も健司の意見には賛同するが不安も覚えてしまう。

 健司はすぐさまバーで使っていた水槽をサンゴの養殖に利用する。試行錯誤し、珊瑚礁を人工だが自然に優しい方法で沖縄の海に植えようとするがそれを沖縄県庁は黙っていなかった。沖縄県庁は漁業組合に許可を取るよう健司に警告する。

 健司はこの辺の海一帯を仕切る漁業組合長の比企達平(國村隼)に一度、許可を貰いにいくが頑固でサンゴ養殖に儲けがない、という理由で達平はそれを怒鳴りつけて断る。

 後日、健司は無断でサンゴを植えてしまい、達平に呼び出される。しかし今度は達平は人が変わったように健司の話を聞き、健司に協力してやってもいいと答えるのだった。

 その後、サンゴ養殖が成功したことで新聞各社に取り上げられる。それ以降、イメージアップを図りたい企業家たちは健司を次々と支援する約束を取り付ける。今まで放置していた沖縄県庁もさも自分たちが健司を後押ししたと思わせるために健司の功績をもっとマスコミに取り上げさせようと琉球国際大学の准教授・緑川靖治(渡部篤郎)に会わせる。

 緑川は健司に学会で功績を発表してほしい、と健司に依頼。気の良い健司は学会で発表するが、健司はサンゴを救いたい一心だけで専門知識は無かったために学会の偉い学者たちに馬鹿にされる。

 健司は学者たちに笑われながら会場を去る。しかしそこへ緑川がやってきて、学者の非礼を謝罪するとともに学者を見返すには養殖したサンゴの海での産卵を成功できれば彼らは見返せる、と言う。健司は養殖した珊瑚の海での産卵を成功させようと決意する。

 一方、学者たちが一斉に健司の方法を批判し次々と支援者たちは資金援助を白紙にしてしまう。ますます健司は学者を嫌う。また、金の目処も立たなくなり健司は男の子、女の子の二人の子供を養育させる費用も徐々になくなっていき貧しい生活を余儀なくされる。

 ある日、沖縄県庁で働く保が一人の不動産家(高橋長英)を紹介する。不動産家は健司のやっている事を絶賛し珊瑚産卵に使う器具の金を援助したい、と言う。健司は器具を大量に購入し500万も使ってしまう。だが不動産家から500万円は送られてこない。詐欺だったのだ。健司は一気に500万円も借金をしてしまう。

 しかし由莉は健司に「家が無くなってもいいから健司を応援する」というメールを送る。それを見た健司は落ち込んでなどいられないと立ち直る。

 その後、健司は不動産家を紹介したことから責任を感じていた保が一つの提案を健司に持ち込む。それは健司がサンゴ産卵を計画している地点を別の場所に移して、その地点を埋め立て地にしたい、という企業の提案だった。それに協力すれば大金が入る。しかし埋め立てという行為はサンゴを死滅させる大きな要因の一つだったのだ。

 健司は家族を助けるためにその埋め立て計画に乗ってしまう。しかし達平はそんな健司を許さず、「お前の話を聞いてやったのは由莉のおかげなんだぞ!」と怒鳴りつける。実は健司が達平に一度、追い返された後由莉がやってきてずっと健司の話を聞いてほしいと頭を下げ続けていたのだ。

 健司は埋め立てを計画する企業に計画に乗ることを断りに行くが今度は保から由莉が生活に困って密かにお金を自分のお母さんから貰っているということを聞き出してしまう。クリスマスのプレゼントも子供たちに買ってやれない。苦悩の結果、再び健司は埋め立て計画に賛同してしまいそうになる。

 しかし家に帰ってからそのことを話すと温厚な由莉が珍しく激怒する。「今までやってきたのは何だったの?私は海を愛する健ちゃんが好きなのに」と。健司はまた悩んでしまう。

苦悩する健司


 ある日、健司は海で子供たちと遊んでいた。その時、子供たちは「お金持ちのお父ちゃんより海が大好きなお父ちゃんの方がいい」という言葉を聞き健司はついに決心。そこへやってきた由莉と四人で抱き合うのだった。

金城家の抱き合い


 それから1年が経ち、もうサンゴが産卵していなければ諦めるしかない。賭けのような気持ちで健司、由莉、達平や保、啓介、真人らは船を出港させサンゴを植え付けた地点に行く。

 健司は鼓膜が破れており海に入れなかった。ダイバー達は次々と海に潜るが産卵していたサンゴを発見することはできなかった。一行を沈黙が支配しやがて撤収しようとした直後、保が異常なサンゴを見つけたと健司に報告する。その状態はサンゴ産卵間近の兆候だった。

 保は急いで産卵をしていたサンゴの写真を撮影する。こうして人工養殖され海に移植されたサンゴは産卵を成功させたのだった。

 その後、健司は一気に評価される。学者たちもさすがにサンゴ産卵に成功させた健司を評価せざるを得なかった。健司は会見場で「僕は大きなことをやったつもりはない。海を愛してサンゴを愛していただけだ」と答えるのだった。

 会見が終わった後、健司は今まで支え続けてくれた由利に感謝の言葉を述べるのだった・・・





 感動的なストーリイですよね。まあ映画なんですから脚色があるでしょうが、なんにしても主演が岡村隆史というのがいい。沖縄出身のガレッジセール・ゴリがやればもっと自然だったという意見も見かけましたが私は岡村が沖縄人を必死に勉強してそのしゃべり方を身に着けようとした努力とかもこの映画に籠っていると思うんですよ。岡村だからこそこの映画を感動に導くことが出来たのだ、と私は岡村隆史を評価します。
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Category: 邦画タ行

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