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御久しゅう映画鑑賞。


『キートンのスケアクロウ』(1920年・米)
キートンのスケアクロウ
スタッフ
監督:エドワード・F・クライン、バスター・キートン
製作:ジョセフ・M・シェンク
脚本:エドワード・F・クライン、バスター・キートン
撮影:エルギン・レスリー
編集:バスター・キートン
配給:メトロ・ピクチャー
キャスト
農場労働者:バスター・キートン
同居人の農場労働者:ジョー・ロバーツ
犬:ルーク
モーターバイクの持ち主・アル・セント・ジョン
農場主の娘:シビル・シーリー
農場主:ジョー・キートン


 バスター・キートン監督作品「キートンのスケアクロウ」。別邦題は「キートンの案山子」。原題は「The Scarecrow

 久しぶりにキートン作品を観ましたが面白いですねえ。映画監督の実力としてはチャップリンの方が私は好きですが、喜劇俳優としてならバスター・キートンの動きの方が好きですね。それにしてもキートンやっぱイケメンですね。

 1920年といえばキートンが丁度、今まで師事しておりコンビを組んでいたロスコー・アーバックルことファーティから独立してソロで活動しはじめた年ですね。しかし別に不仲になったわけではありませんよ。例えば、モーターバイクの持ち主、アル・セント・ジョンはファーティのいとこですし、この映画で登場するワンちゃんはファーティの飼い犬ですからね。

 やっぱりキートンの動きはとっても鮮やかですねえ。洗練されています。そういえばこの映画に出てる農場主のジョー・キートンはバスターの実の父親なんですよ。


※以下、正確な役名ではありませんが農場労働者の主人公のことをキートンと表記させていただきます。

【あらすじ】

 農場労働者キートンは不思議な家での生活を送りつつ隣の家の農場主の娘さんに恋焦がれていた。同居人の男も娘さんに恋焦がれており、キートンは娘さんにアプローチをかけようとして、ワンちゃんに追いかけられたり、農場主さんに追いかけられたり・・・












【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり



 農場労働者キートン(バスター・キートン)は相棒(ジョー・ロバーツ)が農場主(ジョー・キートン)の娘さん(シビル・シーリー)に恋焦がれているのを見て不機嫌になる。

 キートンは虫歯にロープをくくりつけて、虫歯を引っこ抜く。その後、不思議な仕掛けが張り巡らされた家の中で朝食をとる。

 朝食後、外に出かけたキートンと相棒は農場主の娘さんが出てくるのを見て二人はケンカしながら駆け寄っていく。

 二人は必死にアプローチを賭けるがそれを見た農場主が駆け寄り二人を追い払って娘さんに家の敷地に戻るよう命令する。

 遊び盛りの娘さんは不機嫌になり仕返ししてやろうと父に胃が破壊されるくらいたっぷりとクリームを塗ったパイを父に食べさせようと窓際に置いておく。

 やがて娘さんは母親のダンスの本に興味を持ち庭でダンスをし始める。その姿を見た相棒が娘さんを褒めたたえており、その様子をキートンが目撃してしまう。

 ショックを受けたキートン。彼がその直後に出会ったのはパイを食べたワンチャン(ルーク)。彼は犬を見て狂犬かと疑って逃亡しはじめ、犬はその後を追う。

 キートンは狂犬から逃亡。しかしついに追いつかれたキートンだったが犬はキートンと友達になりたがっていただけで別に狂犬ではなかった。しかしキートンは下着しか着ておらず、その姿を娘さんに見られてしまう。

 娘さんに下着姿を見せて昏倒させたことを許せなく思った農場主はキートンを追いかける。キートンは畑に逃げ込み案山子になりすましてやり過ごそうとする。

 なんとかやり過ごしたものの今度は相棒と娘さんがやってくる。案山子になりすましたキートン。相棒は勝手に娘さんにプロポーズするが娘さんはどうやら取り合わないようす。

 見かねたキートンは娘さんに密かにキスして、娘さんはそれこそビックリして逃げ出す。

 やがてその地点に今度は農場主が。キートンは農場主と相棒のケツを交互に蹴って二人を喧嘩させるが揉み合いの内に案山子の棒を倒されてキートンはバレてしまう。

 農場主と相棒から逃れたキートンは道路で娘さんと再会。娘さんは「突然しないでよ・・・」と照れ臭そうにモジモジしていた。

 キートンは娘さんに肩を貸して抱くが、ゆっくりしている時間はないようで農場主と相棒が追っかけてくる。

 キートンはレンタル馬ショップの馬に娘さんを乗せて先に走らせ、自分もその隣の馬に乗るが一向に動かない。なんと看板だった。

 キートンは慌てて看板から降りて娘さんの馬に追いつき飛び乗ろうとするが、馬は先に走り出したりしてなかなか乗りつけることができない。

 一方、相棒と農場主は馬の持ち主に状況を説明し追っ手が3人になって車に乗ってしまう。キートンはなかなか馬に乗れず、仕方なく娘さんと共に持ち主(アル・セント・ジョン)からサイドカー付モーターバイクを奪って再び逃亡開始する。

 やがてバイクは車を撒いて、偶然で牧師さんを乗っけてしまう。キートンは牧師さんに頼み、二人は結婚を誓おうとして指輪がない。キートンはナットを代理にして娘さんの指にはめる。やがて牧師が二人は夫婦であることを誓おうとした。

「では私が宣言しよう。二人は ─」

 だがよそ見運転していたバイクは川に突っ込む。

 川から飛び出した牧師は「夫婦である」。二人は晴れて夫婦となり抱き合ったのだった・・・






 モジモジするところの娘さんことシビル・シーリーの仕草がなんともいえない可愛らしさですね。面白い駆け落ち劇でした。

 まさしく当時の貧困者層の希望になった映画ではないでしょうか。まあ当時の貧困者層が映画を観れていたのかまでは、さすがに分からないです・・申し訳ない。
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Category: 洋画カ行

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