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修学旅行から帰ってきた今日、サイレント映画の「血煙高田馬場」を観ました。


『血煙高田馬場』 (1928年・日)
血煙高田馬場
スタッフ
監督、脚本:伊藤大輔
撮影:唐沢光弘
キャスト
中山安兵衛:大河内傅次郎
菅野六郎右衛門:実川延一郎
村上庄兵衛:嵐珏松郎
中津川祐範:中村仙之助
お幸:木下千代子
堀部彌兵衛:尾上卯多五郎
お堪婆:市川春衛


 伊藤大輔監督作品「血煙高田馬場」。実はメチャクチャ長い長編なんですが今はフィルムが6分ほどしか残ってないんですよね。まあ28年のサイレント映画じゃ仕方ないですかねえ。それに日本ですし。

 この頃は日本の映画の時代劇なんて歌舞伎の映像版みたいなものでした。だから今の人たちがこの映画が時代劇だって知ったら驚くでしょうね。

 伊藤大輔監督といえば、まあサイレント映画監督の巨匠です。分かってると思いますがレーサーとは全くの別人ですよ。

 そして大河内傅次郎。姿三四郎でお師匠さんの役をやってましたが、この方は大正と昭和にまたがっての大時代劇スターなんです。1920年代~50年代くらいまでの大剣劇スターなんです。伊藤監督と大河内傅次郎はよく組んでるんですよね。そしてそれはよくヒットするんです。

 興味がある人はこれのモデルとなった「高田馬場の決闘」を検索してみてください。モデルとなった事件について書かれています。


【あらすじ】


 江戸の貧民街に住む中山安兵衛。彼は町人同士の喧嘩を仲介して止めて、喧嘩していた両人から金をせびっては酒を飲んで飲んだくれという堕落した生活を送っていた。ある日、安兵衛が長屋に帰ると叔父からの手紙があった。その手紙を読み、安兵衛は一目散に高田馬場へと向かったのだった・・・
















【以下全文ネタバレ注意】











↓四行後にネタバレ文あり




 江戸の貧民が集まる町。ここに中山安兵衛(大河内傅次郎)という酔っ払いで有名な男が長屋に住んでいた。男は「のんや安」「赤朝安」「喧嘩安」とも呼ばれていた。

中山安兵衛

 彼は町で喧嘩が起きてはその喧嘩を仲介し仲直りさせてやる。しかしタチが悪いのがそれが金目的であり両人から金をせしめて得た金でまた酒を飲んで暮らしたりもしていた。

 いつものように酒を飲んできて帰ってきたある日、長屋の部屋に置き手紙が置いてあるとお堪婆(市川春衛)が伝えた。叔父、菅野六郎右衛門(実川延一郎)からだった。

 手紙を読むうちに安兵衛は吃驚仰天してしまう。叔父は囲碁の争いでトラブルが起きた村上庄兵衛(嵐珏松郎)以下十八名と高田馬場にて果たし合いの決闘をさせられる事になってしまったらしい。安兵衛は慌てて家を飛び出し果たし合いの地・高田馬場へ一目散に向かっていく。

 道中、堀部彌兵衛(尾上卯多五郎)とその娘・お幸(木下千代子)と出会う。彌兵衛は命を粗末にするな、と安兵衛に言い、娘のかんざしを預けたのだった。(ここら辺が意味不明でした

 安兵衛は走りに走り、やっと高田馬場に到着する。しかし時すでに遅く多勢に無勢で叔父は討たれてしまっていた。安兵衛は激怒し十八人の侍に切りかかる。

中山安兵衛18人斬り

 安兵衛は復讐を思いに抱き次々と侍を殺し高田馬場の地に血が舞い上がる。中津川祐範(中村仙之助)という剣客も倒し村上兄弟も殺してついに十八人の侍を全滅させる。やがて堀部彌兵衛がその地に訪れる。彌兵衛の娘婿は決まったも同然だった。

 これが後に忠臣蔵の赤穂浪士四十七士の一人としても語り継がれる堀部弥兵衛の前半の生涯であった・・・







 実は忠臣蔵、全く触れたことがないんですよね。だから堀部ナニガシが赤穂浪士の中で一番の人気な剣客だという事も知りませんでした。

 まあ何にしても私には娯楽映画というより、主人公が飲んだくれから大量殺人を犯して、後に赤穂浪士になるという感じにしか思えませんでしたね。何の理由があっても大量に人殺しをした堀部さんにはちょっと同情しかねますなあ。

 そして実はネットでは活弁士入りの動画しか見つけられませんでした。それで全部観たんですが、この活弁士下手くそじゃありませんか?それともただ単に私が活弁士を知らないだけで本当はみんなこんなモンなのですかねえ。

血煙高田馬場〈現存している短縮版〉 活弁士:元村康人 6分半ほど
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Category: 邦画タ行

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