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これで観たのは3,4回くらいかな。ちゃんと観たのは2回目くらいですね。


『ジョーズ』(1975年・米)
ジョーズ
スタッフ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ピーター・ベンチリー、カール・ゴッドリーブ
原作:ピーター・ベンチリー「ジョーズ」
製作:デイヴィッド・ブラウン、リチャード・D・ザナック
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影:ビル・バトラー
編集:ヴァーナ・フィールズ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
キャスト
マーティン・ブロディ:ロイ・シャイダー(滝田裕介)
サム・クイント:ロバート・ショウ(北村和夫)
マット・フーパー:リチャード・ドレイファス(樋浦勉)
エレン・ブロディ:ロレイン・ゲイリー(寺田路恵)
マイケル・ブロディ:クリス・レベロ(池田真)
ショーン・ブロディ:ジェイ・メロ(中村友和)
ヘンドリックス警官:ジェフリー・クレーマー(円谷文彦)
アレックス・キンター:ジェフリー・ボールヒーズ
キンター夫人:リー・フィエロ
クリシー・ワトキンス:スーザン・バックリーニ
トム・キャシディ:ジョナサン・フィレー
漁師デンヘルダー:エドワード・チャルマース
ベン・ガードナー:クレイグ・キングズベリー
ベン・メドウズ:カール・ゴットリーブ(加藤正之)
ボーン市長:マーレイ・ハミルトン(細井重之)


 スティーブン・スピルバーグ監督作品「ジョーズ」。原題タイトルは「Jaws」

 これはスピルバーグの傑作のひとつですねえ。「激突!」(1971年)っていうテレビ映画をスピルバーグは作ってるんですがそれに似てます。舞台を海に移した「激突!」そのものですねえ。海の上の沈黙の恐怖、襲撃者の沈黙の恐怖、そして襲撃者の執拗さ。それを倒す展開ってのは海を舞台にした、西部劇やスパゲッティ・ウェスタンですねえ。

 何がいい、ってジョン・ウィリアムズの音楽がシーンの恐怖をうまく引き立ててるんですよねえ。追い詰めるときの軽快な音楽、襲撃者の出現したときの恐怖の音楽。ジョン・ウィリアムズの音楽なしにこの映画は語りにくいでしょう。

 最初は原作者のピーター・ベンチリーが脚本書いたんですがスピルバーグが却下したんですね。あんまりにもサメに詳しすぎて若者が興味を示さないと。で、スピルバーグが友人のカール・ゴッドリーブに脚本書かせて娯楽作品にしちゃったんです。原作から大きく改変しましたねえ。結末も変えちゃって。ベンチリーはこの映画を観て「売れるわけがない」と言ってましたね。まあ結果は皆さんの知ってるとおりです。スピルバーグはこの作品で世界に名を知らしめましたね。

 吹き替えで観たんですけどジョーズは色々な吹き替えのバージョンがありますが、やっぱりこれが一番ですねえ。滝田裕介はブロディ署長の役がうまい。ロイ・シャイダーでなら羽佐間道夫さんの方がいいんですけど、署長に限ると滝田さんですね。あと北村和夫もうまいんですよねえ。荒くれ漁師のクイントの役が。無論、樋浦勉はリチャード・ドレイファスのFIXですし。


【あらすじ】

 平和な観光地の田舎町アミティにサメに殺されたと思われる女性の死体が見つかる。海開きを控える季節、市長はブロディ署長に隠すよう命じるが、その後もサメの被害が増えてついにブロディ署長は地元漁師クイント、海洋学者フーパーと共に海にサメ退治に出かける。



♪ジョーズのテーマ














【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 ある学生たちが浜辺でパーティをしていた。学生の一人トム・キャシディ(ジョナサン・フィレー)は知り合った女性クリシー・ワトキンス(スーザン・バックリーニ)を泳ぎに誘う。だがトムは酔っぱらっており、クリシーが先に海に入る。しかしクリシーは海で何かに襲われ、陸に戻ってくることはなかった。

 ニューヨークの都会の喧騒がいやになったマーティン・ブロディ(ロイ・シャイダー)は妻エレン(ロレイン・ゲイリー)、長男マイケル(クリス・レベロ)、次男ショーン(ジェイ・メロ)を連れて平和な田舎町でビーチを観光地としたアミティの警察署の署長に就任する。

 浜辺で女性が失踪した、という通報を受けたブロディは浜辺に駆けつけトムから話を聞く。そんな時、二人は警笛の音を聞く。ブロディの部下のヘンドリックス(ジェフリー・クレーマー)だった。ブロディがそこに駆けつけると見るも無残な女性の死体が置かれていた。

 ブロディは検視医(ロバート・ネヴィン)の報告を受け、女性はサメに殺されたという書類を打ち、浜辺に遊泳禁止の立札を打とうとする。しかし海水浴場による多大な利益を欲しているボーン市長(マーレイ・ハミルトン)や地元紙の社長ベン・メドウズ(カール・ゴッドリーブ)は検視医に圧力をかけてサメによるものではなく、ボートのスクリューに巻き込まれた、とさせてしまう。

 ブロディ署長は家族で海水浴場へ行きながら、海を監視していた。海水浴場では地元のホテルのオーナーのミスター・タフト(フィル・マレー)とミセス・タフト(フィリッツィ・ジェーン・コートニー)の家族らが泳いでいた。フリスビー投げをしている青年(スティーブン・ポッター)もいた。しかし犬が海に入ったきり帰ってこないのを青年は不思議がる。

 突如、子供の叫び声が聞こえた。海で遊んでいたアレックス・キンター(ジェフリー・ボールヒーズ)がサメに襲われたのだ。ブロディらは急いで陸へ引き揚げさせるが、アレックスの母キンター夫人(リー・フィエロ)はアレックスの乗っていた子供用ボートがメチャクチャになっているものを発見する。

 サメ退治に3000ドルの懸賞金をかけたキンター夫人。アメリカ中から3000ドル目当てのサメハンターが集まる。市長は24時間だけ海水浴場を封鎖しサメ退治を許可する。

 しかしそこにサメ退治の腕利きハンターを名乗るクイント(ロバート・ショウ)が全員の注目を引き、1万ドル出せば助手もなし自分の船だけでサメを仕留める、と息巻いた。しかし市長は相手にもせず、クイントは去っていく。

 その日の夜、ブロディはずっとサメの本を読んでいた。しかし子供たちが自身の所有するボートの船着き場で遊んでいることを知るとすぐに呼び戻す。

 深夜、漁師デルヘンダー(エドワード・チャールマス)は相方と共に船着き場にエサを撒いていた。するとサメが食いつき、エサにくくりつけたロープが巻かれた船着き場ごと持ってってしまう。海に投げだされたデルヘンダーの相方はなんとか陸まで泳ぎ切って命からがら助かった。

 その後、次々とハンターたちが港に集結し出港の準備をしていた。ブロディはその対応に追われていたが自身が呼んだ海洋学者のマット・フーパー(リチャード・ドレイファス)が来ると、彼に検視医立会いの下、クリシーの遺体を見せる。一方、ハンターたちは3000ドル目当てに地元のベテラン漁師ベン・ガードナー(クレイグ・キングズベリー)らが次々といっせいに出港する。中にはダイナマイトを撒く男(ブレンダン・ギャラガー)も居た。

 フーパーはクリシーの遺体を見て巨大なサメによって食いちぎられたのだ、と断定する。

 その後、ハンターのフランク・プラット(ディック・ヤング)によってサメが確保された。市長もブロディも大喜びになるが、フーパーは一人、このサメでは小さくてクリシーの食いちぎったサメとは合わないかもしれない、と主張。サメは胃の消化が遅いので24時間以内に食べたものは消化されずに胃に残っている、と解剖を要請する。

 そこにキンター夫人がやってくる。キンター夫人はブロディにビンタしクリシーが殺されたときにサメによる死だと明かして警告を促してれば息子アレックスは死ぬことがなかった、と言いブロディを息子を殺した人殺しと罵る。

 夜、ブロディは人殺しだと罵られ落ち込んでいた。息子ショーンになぐさめられるが、そこへフーパーが家を訪問してくる。

 フーパーは自分が鮫に興味を持ったのは、舟を襲われた過去があるからだ、と自身がサメに興味を持った経緯を話し、ブロディにサメの解剖をさせてほしい、と頼む。

 ブロディはフーパーの鮫解剖に立ち会う。フーパーは鮫の腹を切り裂き、胃に消化されずに残っているものを取り出していく。魚やナンバープレートまでもが出てくるが、人の死体は出てこなかった。これはイタチザメだったのだ。

 すぐに二人はフーパーの最新鋭の技術を積んだ調査クルーザーでまだ鮫が近くにいるであろうと予測し近海を捜索する。そして無人のベン・ガードナーの舟が浮かんでいるのを発見した。

 フーパーはすぐに潜水服を着込んで船底を調べる。すると船底にはホオジロザメの白い歯と、ガードナーの死体が見つかった。

 翌日、二人はガードナーの舟を陸まで運び、市長を説得する。ホオジロザメは人の味を覚えてまた海水浴場にやってくる、と。しかし海開きを控えていた市長はそれにより得られる利益を優先し、海開きを強行させてしまった。

 海開き初日。TVリポーター(ピーター・ベンチリー)などメディアも注目するなか海開きされた。警官を多数動員して厳重な警備が敷かれる。しかし海開きしたのに誰も泳ぎださないので市長は知り合いに一番最初に泳いでほしい、と頼む。

 ブロディはマイケルに子供たちと一緒に入江で泳いでほしい、と頼み込む。マイケルはそれを承諾しマイケルとその友達の子供たちは入り江で遊びはじめる。

 やがて、大勢の人々が海で遊び始めた。しかしそれを察知したかのようにビーチにサメの尾ひれが見えた。ブロディはすぐに遊んでいる人たちをあがらせるが、警備隊が銃を突きつけると子供たちのイタズラだと発覚する。

 しかしその直後に「入り江の方にサメよ!」という大声が聞こえる。ブロディは面倒臭そうにしていたがマイケルたちが入り江で遊んでいるのを思い出し急行する。

 今度は本物のオオジロザメだった。マイケルたちが入り江で遊んでいるのを邪魔だ、と言ったボートに乗っていた青年(テッド・グロスマン)のボートが転覆させられ食べられてしまう。サメは幸いマイケルら子供を襲わずそのまま遠くへと去って行った。

 マイケルは気を失い病院に運ばれた。市長はさすがに海岸を閉鎖しクイントを雇ってサメをハントすることを決める。

 一人で海に出ようとしていたクイントだったが、その舟にブロディとクイントからお金持ちの坊やに海がわかるかい、と暴言を受けたフーパーも同行することになった。

 出港の日。フーパーの近代的装備をみたクイントは嘲笑し馬鹿にする。ブロディは妻エレンに見送られるがクイントは不謹慎な発言をして、エレンを憤慨させる。やがて三人の乗った小船は沖へ向かっていく。

 ブロディはエサを撒きクイントは釣竿を構え、フーパーは舵をとっていた。クイントはボンベにつまずきボンベが転がっていく。なんとか止めたクイント。フーパーはクイントを注意する。なんでも衝撃を受けると爆発する危険なボンベらしい。

 クイントは釣竿に引きを感じ臨戦態勢をとる。やがて今までに会ったこともない魚の引きにクイントはサメだろう、と判断する。しかしフーパーはマグロかなにかだろう、と馬鹿にする。

 結局、糸を引きちぎられてどっかへ行ってしまった。

 再びエサ撒きをはじめたブロディはそのエサを食らう巨大ホオジロザメを発見。体長約8メートル体重約3トンの巨大なホオジロザメだった。

(体長約8メートルの見本として8メートル)
8メートルのもの

 クイントは急いでフーパーに樽を用意させる。途中、アミティ監視所の監視員(スティーブン・スピルバーグ)から電話がかかり、ブロディの妻エレンが夫の様子を聞きたがっていた。しかしクイントが出て、勝手に切ってしまう。

 フーパーは樽に発信器を取り付け、クイントは銃を撃ち込むがサメは樽を付けても潜ることができた。これにはフーパーも驚き、サメは樽を付けたまま潜って行方をくらます。

 夜、酒を交わしてフーパーとクイントが海洋生物に噛まれた、という傷自慢大会をしていた。そんな中でブロディがクイントの左腕の入れ墨を消した痕を見つけ、どういう入れ墨かを聞く。

 クイントはこの入れ墨はインディアナポリス号、と刻まれていたと話す。それを聞いた瞬間、フーパーの顔色が変わり驚く。ブロディはその名前を知らなかったのでクイントは昔話をはじめる。

 インディアナポリス号というのは太平洋戦争中にテニアン島へ極秘任務として広島へ落とす原爆を運んだアメリカ海軍の巡洋艦だった。その帰り道に日本海軍の潜水艦「伊58」に魚雷を撃ち込まれ、沈没。1199名のうち約900名が攻撃で死に残りが海へ投げ出された。

 3日後に哨戒機によって発見され全員の救助が完了するまで5日。生き残ったのは海に投げ出された900名ほどのうち316名。残りはサメの群れの餌食になったのだという。
実際には体温低下などが犠牲者のほとんどだがサメの群れの襲撃は事実。それによって食い殺された者、ショック死した者もいる

 クイントの恐ろしい過去を聞き、言葉も出ないブロディとフーパー。しかし憩いの時を邪魔するかのようにサメが襲撃してくる。サメの体当たりによりエンジンが半壊し海水が流れ出してオイルにも塩水が混じってしまった。

 翌朝、再びサメが現れる。ブロディは湾岸警備隊の応援を無線で呼ぼうとしたがプライドの高いクイントは無線通信機を壊してしまう。

 しかしそのタイミングで再びサメの襲撃を受ける。クイントは再び樽を打ち込む。3発樽がホオジロザメに撃ち込まれ、3個の樽を付けたままホオジロザメは逃亡する。

 樽のロープが舟の留め具に付けられており、ホオジロザメは凄い力で遠くへ向かうため、舟が壊されそうになる。そしてホオジロザメは留め具ごと持ってってしまう。またホオジロザメの抵抗により海水が舟の中に流れ込んでいた。

 沖合では不利だ、と判断したクイント、ブロディ、フーパー。浅瀬に誘い込もうと舟を浅瀬へ向かうが、クイントがフーパーの制止も聞かず、全速力で浅瀬へ向かうため、ついにエンジンが焼き付いて壊れてしまう。

 打つ手なし。絶望的になるブロディとフーパーにクイントは救命胴衣を渡す。クイントはフーパーの持っているモリに興味を持つ。

 フーパーはそのモリの先に強毒の入った注射器を付け、檻を利用し海の中に入れて口の中へ注射器を刺せばホオジロザメは死ぬ、という作戦を提案し自分が檻に入ることを決める。

 三人はすぐに檻を組み立て、フーパーが中に入って檻を海に潜り込ませる。

 フーパーは早速、ホオジロザメの襲撃を受ける。フーパーはホオジロザメを警戒したが後ろから襲撃されモリを落としてしまう。

 檻が半壊されフーパーは食われそうになるが、なんとか海底に潜ってやり過ごした。

 やがて檻を引き上げたブロディとクイント。その直後、ホオジロザメが舟を襲撃。後部から口を大きく開け舟は襲撃により沈み始め、クイントが食われてしまった。

 サメは再び舟を襲撃し生きているブロディはフーパーが持ち込んだ酸素ボンベをサメの口の中に突っ込む。そしてブロディはショットガンを持って近づくホオジロザメにモリを打ち込みながら舟のマストに昇り始める。

 徐々に沈んでいく舟とマスト。ブロディはショットガンをホオジロザメに連発していくがなかなか死なない。ホオジロザメは徐々に接近する。

 口を開けはじめたホオジロザメにブロディ署長は「くたばれ、化け物!」と言いショットガンを撃ち込む。その弾はホオジロザメの加えたボンベに当たり大爆発。ホオジロザメの体は四散し血と肉片のの雨が降る。

 やがてフーパーが浮上した。ブロディはフーパーにクイントが殺されたことを伝える。そして二人は残ったタルを使って海岸まで泳いでいった・・・








 この映画のあと、現実のホオジロザメが虐待の対象になっちゃった現象が起きましたねえ。今では多くが保護されているようですが。ボンベを加えさせて銃で撃ち込むほどの馬鹿はいないでしょうが・・

 この映画はストーリーがそもそも娯楽映画なので、特に語れることがないんですが・・この後何作もジョーズのシリーズが続くんですけど・・どうも見る気が失せるというか。やっぱりその後が「2」を除いて駄作、という評価がありますからねえ。気が向いたら見ますよ。

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ジョーズ―顎 (1975年) (Hayakawa novels)ジョーズ―顎 (1975年) (Hayakawa novels)
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