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助演男優賞ならぬ助演犬賞をプレゼントしたいですな。


『犬の生活』 (1918年・米)
犬の生活
スタッフ
監督:チャールズ・チャップリン
脚本:チャールズ・チャップリン
製作:チャールズ・チャップリン
音楽:チャールズ・チャップリン(1959年『チャップリン・レヴュー』公開時)
配給:ファースト・ナショナル社
キャスト
浮浪者〝チャーリー〟:チャールズ・チャップリン
酒場の歌手:エドナ・パーヴァイアンス
屋台の店主:シドニー・チャップリン
痩せた強盗:アルバート・オースチン
警官:トム・ウィルソン


 チャールズ・チャップリン監督作品「犬の生活」。原題タイトルは「A Dog's Life

 シドニー・チャップリンはチャップリンのお兄さんです。まあチャップリンは後に自分の次男にシドニーと名をつけるから、まぎらわしくなっちゃうんですけど。しかしこの兄弟の共演作はこれが最初です。

 チャップリンの大好きなエドナ・パーヴァイアンスが今回はヒロインをしていました。珍しくエドナとチャップリンが結ばれている作品ですね。

 トム・ウィルソンやアルバート・オースチンはもはやチャップリン作品の常連俳優。アルバートには弟ウィリアムもおり、彼も俳優だそうです。

 この映画で一番、賞をあげたいのはチャップリンもそうなんですが、この映画に出てきたワンコロですね。この犬には本当にアカデミー賞をあげたい。よく躾けられてましたねえ。


【あらすじ】

 浮浪者チャーリーは仕事にありつけず困ったところで他の犬に襲われている犬を助け出す。チャーリーは自分をその犬に重ね合わせ同情したのだ。チャーリーは酒場に行きそこで歌手と出会う。しかしチャーリーは無一文で店主に追い出されてしまう。チャーリーは自分の〝家〟で寝ようとした時、犬が土を掘りだして・・・














【以下全文ネタバレ注意】











↓四行後にネタバレ文あり




 浮浪者チャーリー(チャールズ・チャップリン)は空き地を家として、無一文で暮らしていた。庶民が煮ていたソーセージをくすねようとして警官(トム・ウィルソン)に追い回され、職業安定所に行っても他の人間の邪魔を受けて職業にありつけもしなかった。

 ふらふらと街を彷徨うチャーリーはそこで他の犬たちに襲われている一匹の犬に出会う。自分の姿を重ね合わせたチャーリーはその犬を命がけで助け出す。

犬とチャーリー

 屋台の店主(シドニー・チャップリン)から食べ物をくすねてから、酒場に立ち寄る。酒場の歌手(エドナ・パーヴァイアンス)がちょうど悲しい曲を歌っていた。チャーリーは歌が終わった後おどおどしている彼女にお酒を誘われるが、チャーリーは無一文のため会話だけで済ませようとする。

 しかし店主がそれを見逃さずチャーリーは追い出されてしまう。また、歌手の方は半ばクビ同然で店を辞めることになる。

 チャーリーは空き地の〝家〟に犬と帰宅する。しばらく寝ていたチャーリーだったが自分の服や顔に土がかかっている嫌悪感から起きる。犬が土を掘っていたのだ。

犬を枕にするチャーリー

 やがて土の中から財布が見つかる。天の恵みだと思ったチャーリーは急いで酒場に戻っていく。

 田舎へ帰る準備をしていた歌手の女性はチャーリーと酒場で再会する。しかしその酒場には紳士から強奪した財布を土の中に埋めていた強盗二人組が居た。強盗二人組は自分たちが埋めた財布をチャーリーが持っていることに気付き、奪還する。また無一文になったチャーリーは店から追い払われてしまう。

 心配そうにする歌手に対しチャーリーは店に潜入。強盗二人組をなんとか出し抜き気絶させ財布を再び自分の手に戻す。

 しかし起き上がった強盗たちはチャーリーを追いかける。チャーリーは屋台に逃げ込み、やがて追いつめられるが通りかかった警官によって強盗たちは捕まる。

 やがてチャーリーは財布の金で田舎に土地を買いそこで女性と犬と平和に暮らしていたのだった・・・







 チャップリンが当時の現実の厳しさを日常的な愛を交えて描いたまさしく名作映画ですね。チャップリンの喜劇というのは貧しい貧困の中にひとかけらの希望を交えそれを掴みとる励まし的な作品が多い気がします。私はこの映画を観て「ああ、チャップリンは昔の貧しい時代があったからこそ今の貧しい人々を映画で励ましているんだ」と思いました。
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Category: 洋画ア行

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