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素晴らしいマフィア映画。そして家族の映画ですね。



『ゴッドファーザー』 (1972年・米)
ゴッドファーザー
スタッフ
監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ
原作:マリオ・プーゾ「ゴッドファーザー」
製作:アルバート・S・ラディ、ロバート・エヴァンス
音楽:ニーノ・ロータ
撮影:ゴードン・ウィリス
編集:ウィリアム・レイノルズ、ピーター・ジンナー
配給:パラマウント映画
キャスト
ドン・ヴィトー・コルレオーネ〝ゴッドファーザー〟:マーロン・ブランド(麦人)
ミケーレ・コルレオーネ〝マイケル〟:アル・パチーノ(山路和弘)
サンティノ・コルレオーネ〝ソニー〟:ジェームズ・カーン(谷口節)
フレデリコ・コルレオーネ〝フレド〟:ジョン・カザール(牛山茂)
コンスタンツァ・コルレオーネ・リッジ〝コニー〟:タリア・シャイア(渡辺美佐)
ケイ・アダムス・コルレオーネ:ダイアン・キートン(山像かおり)
トム・ヘイゲン:ロバート・デュヴァル(田原アルノ)
ピーター・クレメンザ:リチャード・カステラーノ(辻親八)
カルロ・リッツィ:ジャンニ・ルッソ(内田直哉)
ルカ・ブラージ:レニー・モンタナ(島香裕)
ジョニー・フォンテーン:ジャンニ・ルッソ(大川透)
ジャック・ウォルツ:ジョン・マーリー(水野龍司)
アポロニア・ヴィテッリ・コルレオーネ:シモネッタ・ステファネッリ
モー・グリーン:アレックス・ロッコ(佐々木梅治)
サルバトーレ・テッシオ〝サル〟:エイヴ・ヴィゴダ(水野龍司)
ブルーノ・タッタリア:トニー・ジョルジオ(宝亀克寿)
マール・マクラスキー警部:スターリング・ヘイドン(糸博)
バージル・ソロッツォ:アル・レッティエリ(銀河万丈)
ドン・フィリップ・タッタリア:ビクター・レンディナ(島香裕)
ドン・エミリオ・バルジーニ:リチャード・コンテ(水野龍司)


 フランシス・フォード・コッポラ監督作品「ゴッドファーザー」。原題タイトルは「The Godfather

 映画史に残る超名作といえるでしょう。こればっかりは大げさなどではなく本当に大作であり名作であります。

 監督はフランシス・F・コッポラ。ある意味、コッポラの代名詞のような作品ですよね。コッポラは学生のころから黒澤明のファンで彼にノーベル文学賞を与えるべき、という手紙を事務局に送ったほどだそうです。やがて彼自身もロジャー・コーマン(低予算映画の王と呼ばれる。「金星人地球を征服」(1956)、「X線の眼を持つ男」(1963)など)の下で1962年に「ディメンシャ13」という作品を作り劇場映画の監督デビューをしました。ちなみに8歳のころから8ミリ映画を撮り始めていたようですよ。やがて彼は経済的に危機に追い込まれそんな中で作ったこの作品が大ヒットしたようです。興行的にも当時の映画では常識はずれの大ヒットを得たようですよ。

 主演は・・どっちでしょうか。マーロン・ブランド?アル・パチーノ?私は両方だと思ってます。マーロン・ブランドは前に同じくコッポラ作品の「地獄の黙示録」(1979)で拝見しています。ベトナムの怪しい集落の・・教祖?みたいな役で本当に怪しい演技でした。彼は「男たち」(1950)で映画デビュー、その1年後に1947年の舞台版「欲望という名の電車」と同じ役をやった「欲望という名の電車」(1951)で一躍大スターになりました。しかし当時の彼をもっとも大ヒットさせた作品といえば初めてアカデミー主演賞をとった「波止場」(1954)だと思います。ちなみにアル・パチーノの出演映画はこれが初見ですね。

 さて、吹き替えですがコンビニで買ったこの映画のDVDには山路和弘がアル・パチーノのバージョンと、森川智之アル・パチーノの両方のバージョンが収録されていました。私はアル・パチーノが初めてセリフを言った瞬間で山路と森川の両方の吹き替えを聞き比べて山路バージョンで観賞することを決めました。森川パチーノにはなんというか、山路に比べて声の冷酷さが足りない気がしました。しかしブランドは両バージョンとも麦人でした。麦人のゴッドファーザー、私大好きです。ちなみにアル・パチーノの専属吹き替えだった野沢那智のバージョンは収録されてませんでした。

 ちなみに登場人物の一人ジョニー・フォンテーンは歌手なんですがモデルはフランク・シナトラとされています。ジョニー・フォンテーンは喉の衰えを感じ、ある映画の役につければ再起を図れるのでゴッドファーザーにプロデューサーみたいな人を説得するよう頼み込みます。ゴッドファーザーはそのプロデューサーを〝説得〟しジョニーは役を得ました。これは当時落ちぶれてしまったフランク・シナトラの「地上より永遠に」(1953)の出演権を勝ち取り、再起を図ることに成功したエピソードをモデルにしている、とされています。シナトラはイタリア系マフィアとの癒着の噂が絶えず、この「地上より永遠に」の出演権を獲得するまえ、女性スキャンダルによりなかなか出演権が得られなかったシナトラはマフィアの大物サム・ジアンカーナに泣きつきジアンカーナが裏で動いた、という噂がありました。まあ当然、真偽は不明なのですが。もちろんシナトラは自分をモデルにした人物が登場することに激怒し「ゴッドファーザー」原作者マリオ・プーゾとたまたま同席した際に、プーゾに「Fuck off(うせろ)!!」と怒鳴ったのは有名な話らしいです。

 あと、ゴッドファーザーというのは名付け親という意味らしいです。でもどっちかというと本国では後見人という意味合いが強いようです。


【あらすじ】

 1945年。ドン・ヴィトー・コルレオーネの娘コニーの結婚式がコルレオーネ邸で盛大に行われていた。コルレオーネ家はニューヨーク五大ファミリーの一つ。その結婚式に久しぶりに三男マイケルが恋人と共に帰宅する。しかしコルレオーネ家の情勢は少しずつ動いていた。ある日、マイケルが恋人と過ごしているとヴィトーが何者かに銃撃された、との報道が。マフィアに関わることを嫌っていたマイケルはコルレオーネ家の邸宅に戻り病院でいまだに命を狙われる父を守るためにマフィアの一員となる覚悟を決める。


♪テーマ曲














※記事をつくる上でWEB映画館様記事を許可をとって参考にいたしました。WEB映画館様ありがとうございました。


【以下全文ネタバレ注意】












↓四行後にネタバレ文あり



 1945年。第二次世界大戦が終結した。

 コルレオーネ邸ではドン・ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の娘コニー・アダムス・コルレオーネ(タリア・シャイア)とカルロ・リッツィ(ジャンニ・ルッソ)の結婚式が行われていた。ヴィトーと関係の深い代議士や弁護士、有名人などもパーティに出席していた。

 ヴィトーの長男ソニー・コルレオーネ(ジェームズ・カーン)は短気な性格でパーティにFBIの見張りが来ていることに苛立ちを覚えていた。一方のヴィトーはパーティに出席しつつ葬儀屋のアメリゴ・ボナセーラ(サルヴァトーレ・コルシット)などの出席者から頼みごとを聞いたりしていた。娘に暴力を振るった男への復讐、など表沙汰にできない相談である。

 ヴィトーの三男マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)は恋人ケイ・アダムス(ダイアン・キートン)と共にパーティに出席していた。ケイは有名な歌手ジョニー・フォンテーン(アル・マルティーノ)がパーティに参加していることに興奮を隠せなかった。なぜ彼がヴィトーと知り合いなのかをマイケルに聞くとマイケルはヴィトーがジョニーの名付け親で彼が困ったときに〝助け〟を出してやったことを話しケイを引かせてしまう。しかしマイケル自身は第二次大戦に出兵し、マフィアと関わりを持つことを嫌い関わらないようにしていたのだ。

 コルレオーネ家はニューヨーク五大ファミリーのひとつだったのだ。

 ヴィトーのもとにジョニー・フォンテーンが相談にくる。ジョニーは自分の声の衰えを感じ、再起を図るにはあるハリウッド映画の出演権が必要だ、しかしその映画のプロデューサーであるジャック・ウォルツ(ジョン・マーリー)から出演権を得られずこのままでは困ってしまう、と泣きついた。

 ヴィトーはジョニーに女々しい泣き言を言うな、と説教しつつファミリーの相談役で拾い子のトム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)をハリウッドへ派遣し何とかするよう命じる。ヴィトーは自分に敬意を払い、自分をゴッドファーザーと慕い友情を欠かさず家族を大事にするものには優しいのだ。そんな一面からヴィトーは〝ゴッドファーザー〟としてファミリーから尊敬され慕われた存在だった。

 トムはジャック・ウォルツを説得。最初はジョニーの雇ったゴロツキと勘違いされるがコルレオーネの一員だと知り、トムを歓迎する。自分の高価な愛馬を紹介し夕食にも呼ぶがジョニーを雇うことだけは認めなかった。トムはウォルツの家を去るが、翌朝起きたウォルツが自分のベッドのかけ布団の中で見かけたものは愛馬の切断された頭部だった。

 コルレオーネ邸に戻ったトムはヴィトー、ソニーと共に対談の要請があった麻薬組織ソロッツォファミリーのボスであるバージル・ソロッツォ(アル・レッティエリ)のことで会議をしていた。ソロッツォはトルコから来た麻薬の売人でバックには五大ファミリーの一つ、タッタリアファミリーが構えていた。ソニーとトムは麻薬ビジネスは金になるからするべきだ、と提言する。ヴィトーはひとまず対談に応じることにする。

 ヴィトーはソロッツォと対談。しかし彼から危険な香りがすることと、麻薬自体をヴィトーが危険なものとして嫌っていることからソロッツォのビジネスをサポートすることを拒否するのだった。そして側近の殺し屋ルカ・ブラージ(レニー・モンタナ)にソロッツォにコルレオーネファミリーに嫌気が差している、と見せかけて接触をはかるように命じる。

 翌日、ヴィトーは風邪で倒れた専属運転手ポーリー・ガットー(ジョン・マルティーノ)のかわりに次男のフレド・コルレオーネ(ジョン・カザール)の運転で果物屋に来ていた。一方、トム・ヘイゲンは何者かに拉致される。殺し屋ルカはソロッツォに接触したときに隙をつかれて首を絞め殺される。そしてヴィトーは果物屋で二人のマフィアらしき男たちの襲撃を受け倒れこんでしまった。フレドは動かなくなった父を見て嗚咽する。

 ヴィトーはケイと買い物を楽しんでいた。しかしたまたま見かけた新聞に父が凶弾に倒れたことを知る。すぐさまコルレオーネ邸に戻る。一方のトムはヴィトーを撃ち殺したことを自分を誘拐したソロッツォから聞かされ、ソロッツォにゴッドファーザーは亡くなりファミリーを保つためには後継者のソニーにソロッツォと手を組み麻薬ビジネスに手を出すよう説得するんだ、と言いトムを解放する。しかしソロッツォはすぐに実はヴィトーがまだ生きていて入院していることを知り、危機感を感じていた。

 コルレオーネ邸ではトム、フレド、マイケル、ソニーらが集まり他に幹部のピーター・クレメンザ(リチャード・カステラーノ)やサルバトーレ・テッシオ(エイヴ・ヴィゴダ)も集まる。ソロッツォからの贈り物によりルカの死を知ったファミリーはゴッドファーザーが一命は取り留めたもののこれからどうなるのか、悩んでいた。やがてそこに風邪のポーリーが合流。ソニーはポーリーが去った後、クレメンザにポーリーを始末するよう命じる。

 翌日、ポーリーの運転で郊外まできたクレメンザは小便といって車を降り、部下にポーリーを始末させ去って行った。

 マイケルはクレメンザから会議を続けるソニー、トムなどを支えるために料理は覚えたほうがいい、と料理を教わっていた。やがてケイから電話がきて、夜に会うことにきめる。

 夜、ケイと食事したマイケルはケイにしばらく会えないので実家に帰るよう言ってからヴィトーの病室を訪問する。しかし見張りの警備員やファミリーの部下が病院に誰もいないことに気付き、ソニーに連絡してからその病室にやってきた看護師と共に違う病室へ移そうとする。マイケルはヴィトーに「父さんは必ず守る」と決意を誓うのだった。

 病室に見まいに訪れたヴィトーに世話になったパン屋のエンツォと共に病院の入り口前でさも拳銃を所持した護衛を装い、病院にヴィトーを殺しにきたソロッツォファミリーをまだ護衛がいるのだ、と誤解させ追い払う。やがてそこへマール・マクラスキー警部(スターリング・ヘイドン)率いる警官隊が到着。マクラスキーが病院の見張りたちを追い払った張本人だった。マイケルはマクラスキーにいくら貰ってソロッツォの飼い犬になったか問うと殴られて逮捕されそうになる。

 そこへソニーのコルレオーネファミリーの面々が到着。トム・ヘイゲンがマクラスキー警部に不当逮捕した場合はあなたを告訴し裁判沙汰にするぞ、と脅しマイケルはマクラスキー警部から解放される。

 翌日、激怒したソニーはタッタリアの息子ブルーノ・タッタリア(トニー・ジョルジオ)を殺しついに戦争状態に陥る。

 そんななかでマイケルにソロッツォが会いたい、という対談要請をされる。マイケルは罠である可能性を悟りつつむしろその場でソロッツォと恐らく来るであろうマクラスキー警部を殺せばいい、と話す。警官殺しはマズいと話すトムやソニーだったがマイケルはマクラスキーが麻薬と関係している悪徳警官だ、とコルレオーネ子飼いの記者に書かせればいい、と言いマイケルが二人を殺すことに決定する。

 ボディーチェックは欠かせない。そこで対談するレストランを調べ上げ、あらかじめそのレストランに拳銃を仕掛けることにした。

 やがてマイケルはソニーやトムに別れを告げてからソロッツォとマクラスキーの車に乗り込む。途中、ソロッツォの車は尾行のコルレオーネの車をまき、目的のレストランに到着する。

 レストランでソロッツォはマイケルに「お前さんが俺たちと組むのは悪い話じゃない」と誘う。マイケルは一度、トイレだと言って退席。そしてトイレに隠されていた拳銃を持ち、席に戻ってソロッツォとマクラスキーの頭を撃ちぬき射殺。そのままレストランを去り、しばらくシチリアの方へ潜伏するのだった。


 その後、ヴィトーとマイケルがいないなか五大ファミリーの抗争は激化。多くの血が流れ金が費やされていった。やがてヴィトーが退院する。ヴィトーはマイケルがマクラスキーとソロッツォを殺し潜伏していることを聞き、悲嘆する。

 イタリア・シチリア島。マイケルはヴィトーの友人ドン・リオネーレ・トマジーノ(コラード・ガイパ)にかくまわれファブリツィオ(アンジェロ・インファンティ)、カーロ(フランコ・チッティ)の二人の護衛をつけ散歩をしていた。

 その散歩をしているときにコルレオーネ村の若い娘アポロニア・ヴィッテリ(シモネッタ・ステファネッリ)に一目ぼれする。そしてたまたま出会った彼女の父親にファブリツィオの通訳で自分がコルレオーネ村旧家の人間であることを明かし、娘に求婚し彼女との婚姻を許されるのだった。

 一方、コルレオーネファミリーに信用されず仕事を任されないコニーの夫カルロ・リッツィはその八つ当たりを妻コニーにぶつける。それを聞いたソニーは激怒しカルロをリンチするのだった。

 やがてマイケルとアポロニアの結婚式が開かれる。二人は徐々に距離を縮めていく。また、ケイが恋人マイケルの身を案じてコルレオーネ家にやってくるが、トムは何も語ることはできなかった。

 やがて再び暴力を振るわれたコニーは兄ソニーに相談する。激怒したソニーは車に乗り込みコニーの家へ向かうが道中の料金所でマフィアの銃撃を受け死亡する。ヴィトーはそれをトムから聞かされショックに涙を流してから葬儀屋ボナセーラの下にソニーの死体を運び、ソニーの遺体をヴィトーの妻でソニーたちの母カルメラ・コルレオーネ(モーガナ・キング)が見れるように綺麗にしてほしいと頼み込むのだった。

 マイケルはアポロニアと初夜もすませ、ラブラブな生活を送っていたがソニーの死を知りここも危険だとして移転を決める。しかし護衛のファブリツィオが逃げるようにマイケルの下を去る。不審に思ったマイケルは、自分の車に何か仕掛けられたことに気付く。だがマイケルに車を運転して驚かせようとしたアポロニアがエンジンをかけてしまい爆発。アポロニアは爆殺されたのだった。

 ヴィトーは戦争を終結させるべくすぐさまドン・エミリオ・バルジーニ(リチャード・コンテ)に五大ファミリーを集結させてほしい、と依頼。バルジーニは五大ファミリーの和解会議の場を設けヴィトーはその場でドン・フィリップ・タッタリア(ビクター・レンディナ)などと和解。そして息子マイケルに手出ししないならば、コルレオーネ家の麻薬売買への関わりもやむを得ない、として和解はされたのだった。そしてヴィトーはその場で息子ソニーを殺した黒幕はタッタリアではなくバルジーニであることに気付く。

 やがてマイケルはニューヨークに戻りヴィトーの手伝いをし始める。帰国から1年後にケイの下に現れ、ケイに求婚する。昔のような無邪気な青年から変わってしまったマイケルに嘆きつつも彼の求婚に応じることに決めた。マイケルはもはやゴッドファーザーの跡取りのような立場に立ち、クレメンザやテッシォに指示を出す。

 更にマイケルはゴッドファーザーの力が衰え、これから戦争は激化することを悟りトム・ヘイゲンを相談役から降ろした。

 ニューヨークからのコルレオーネ勢力撤退を考えたマイケルはラスベガスへ移転することを決め、フレドが世話になっているホテルのオーナー、モー・グリーン(アレックス・ロッコ)からホテルを買い取ろうとする。

 ジョニー・フォンテーンには買い取る予定のホテルと専属契約をしてほしいと頼みジョニーもゴッドファーザーへの敬意からそれに応じる。モー・グリーンはホテル経営が好きでマイケルから交渉を受けた時にそれを拒否し、「貴様らのような弱い勢力に誰が譲るか。俺はバルジーニやタッタリアと手を組ませてもらう」と不機嫌に去って行った。

 マイケルはヴィトーの家を訪れる。マイケルは妹コニーとカルロの子供の名付け親(ゴッドファーザー)を任されていた。マイケルはカルロにマフィアの仕事をさせて側に置かせていた。

 やがてヴィトーはマイケルに、私は人に馬鹿にされないように生きてきた。そしてお前だけは表の世界で生き抜いてほしかった、と心の内を明かす。マイケルは父に負けないように生きていく、と言う。やがてヴィトーはマイケルにバルジーニとの会見を提案した身内の者こそ裏切り者だ、と話し後を託すのだった。

 ヴィトーは亡きソニーの息子で孫アンソニー・コルレオーネ(フランク・ダンブロシオ)と怪物ごっこで遊んでいた。ヴィトーがオレンジを口に加え怪物の真似をしてアンソニーを追っかける。トマト畑でアンソニーに追いかけられる内にヴィトーは心筋梗塞を起こし死亡した。

 ヴィトーの葬儀は盛大に行われる。マイケルの下に古参の幹部テッシォがバルジーニとの会合をセッティングしたい、と話すのだった。これで身内の裏切り者は判明した。

 マイケルは妹コニーとカルロの間に生まれた新たな子供の洗礼式にて新たな生命にたいし悪魔をしりぞけることを誓う。それと同時進行でマイケルの指示により大規模な粛清が始まっていた。

 ヴィクター・ストラキ〈ストラキファミリーのボス。五大ファミリーの一つ〉はエレベーターを降りようとしたところをクレメンザにショットガンで殺害され、モー・グリーンはマッサージを受けている際に射殺、カーメン・コレアーノ〈コレアーノファミリーのボス。五大ファミリーの一つ〉は回転扉に閉じ込められウィリー・チッチにより射殺、ドン・フィリップ・タッタリアは情婦と寝ているところを射殺、ドン・エミリオ・バルジーニは警官に扮したアル・ネリ(リチャード・ブライト)により射殺される。かくして五大ファミリーの四人のボスがマイケルの指示により殺された。

 また、裏切り者のテッシォも始末されるために連行される。そして最後にマイケル自身がカルロに「お前がバルジーニなどと組んでコニーとわざと喧嘩を起こしソニーをおびき寄せて始末させたのは知っている」と問い詰める。カルロは涙ながらにそれを認め、マイケルは「さすがに赤子の父親の命を奪えない。今後はファミリーの仕事に関わらせない。しばらくどこかへ去れ」と命じる。

 そうしてカルロは空港行きの車に乗せられるが、後部座席の部下に首を絞められ結局は絞殺されてしまうのだった。

 ネバダへ移転を始めるマイケル。そこへコニーがやってきてカルロを殺したことをなじられる。マイケルは気が狂ったんだ、と一蹴するがケイはマイケルに厳しく問い詰める。やがてマイケルはカルロを殺してなどいない、と嘘をつきケイを安心させる。

 ケイがコーヒーを淹れるために退室する。そしてケイが不安そうに見つめるマイケルのいる部屋で見た物。それはマイケルをゴッドファーザーと呼び敬意を表する男と、ゴッドファーザーその男が立っていた・・・

♪ゴッドファーザー愛のテーマ ニーノ・ロータ







 やはりこの映画の主題は家族だと思われます。家族を大事にする男、ゴッドファーザーのヴィトー・コルレオーネ。その家族愛を一番に受け継いだのは短気だが憎めないソニーだと思われます。甘さを一番受け継いだのは、まあフレドでしょうね。そしてマフィアとしての本質を一番に受け継いだのがマイケルでしょう。

 マイケルは本当に表でも十分生きられた人なんですよね。でも皮肉なことに彼には兄弟の中で一番、マフィアとしての素質を持っていた。父を助けることでマフィアに関わってしまったマイケル。しかし私としてはマイケルを本当に冷酷な人間として目覚めさせたのはおそらくシチリアでのアポロネアが爆殺されたときではないでしょうか。


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~1:58ごろ●ルカ・ブラージの抹殺
1:59~3:05ごろ●ヴィトー襲撃
3:06~4:17ごろ●ソロッツォとマクラスキー警部抹殺
4:18~5:36●ソニー射殺
5:37~●五大ファミリー大粛清
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Category: 洋画カ行

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