上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2000年代の短編映画を観るなんてすごい珍しいですよ。


『またたく魔』 (2008年・日)
またたく魔
スタッフ
監督:田平衛史
撮影:大目象一
編集:田平衛史
音楽:浅田将助
キャスト
男:小澤喬
撮影スタジオのアルバイト:畠山綾野
占い師:吉居亜希子


 田平衛史監督作品「またたく魔」

 私が今まで観てきた短編、長編含む映画の中でも極めて異質な作品といえます。ストーリーは日常生活を切り取ったまさに〝またたくま〟に淡々と進むストーリーだしスケールも個人製作であることが分かるくらいの、スケールなのですが面白いし魅かれます。

 しかし、なかなか文章で評価するのが難しい映画のような気もします。なんと言ったらいいのでしょう。とにかく異質で異色な映画、としか私には言えません。この独特の面白さをうまく表現できません。では単純に、面白い、という言葉で評価させてもらいます。

 私は小津安二郎を調べてこの映画を知りました。この映画は「第9回小津安二郎記念蓼科高原映画祭 準グランプリ」を受賞しているようです。私はこの映画を観て今の短編映画も捨てたものではない、と思いましたね。田平監督には期待したいものです。


【あらすじ】

 占い師に〝お見合い写真〟が運勢のベストキーになる、と言われた男は撮影スタジオを訪れる。しかしその男は撮影されるとどうしてもまばたきしてうまく写真が撮れないのだ・・・














【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 占い師(吉居亜希子)に占ってもらった男(小澤喬)はお見合い写真がラッキーアイテムだと知った男はお見合い写真を撮るために撮影スタジオを訪れる。

 そこの社長はおらず、男はアルバイトの女性(畠山綾野)に撮影してもらうことになる。

 早速、撮影が開始されるが男は目を瞑ってしまう。二枚目を撮影しても男は目を瞑ってしまっていた。

 男はアルバイトの女性に、もういいですよ、と言うとアルバイトの女性は頑なにそれを断る。男はそれに威圧されるがアルバイトの女性はやがて泣き出してしまう。

 公園でアルバイトの女性から話を聞く男。女性は、情緒が豊かすぎて自分のショックを隠し切れずに泣き出したりしてしまうのだ。大声で。

 再び占い師の下を訪れた男。占い師はもう占いが外れたんだ、というが男は諦めなかった。

 男は再び何枚も何枚もアルバイトの女性に撮ってもらう。やがて二人とも興奮してきて、男も白シャツ一枚とズボン姿になり絶頂寸前のところで目がつぶっていない写真が撮れた。

 するとアルバイトの女性は次の人が来るまでに撮れてよかったあ、と言い次の人を呼ぶ。白けた男はただ呆然としている。

 やがてそのお見合い写真がある一家のところへやってくる。家の面々はお見合いを断ろう、と言うばかりだったが一人の女性がこの人とお見合いしたい、と言う。それは占い師の女性だった・・・






 またたく魔ってのは写真のときに目をつぶる、つまりまたたいてしまう主人公のことでしょう。なかなかに良いタイトルですねえ。

 そしてまさかヒロインが写真屋のアルバイトじゃなくて占い師の方だったとは・・少し予想外でした
スポンサーサイト
Category: 邦画マ行

キッズ・リターン | Home | 七年目の浮気

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。