上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
薬師丸ひろ子がかわいすぎた。何回でも言えますよ。


『探偵物語』 (1983年・日)
探偵物語
スタッフ
監督:根岸吉太郎
脚本:鎌田敏夫
原作:赤川次郎「探偵物語」
製作:角川春樹
音楽:加藤和彦
主題歌:薬師丸ひろ子『探偵物語』
撮影:仙元誠三
編集:鈴木晄
製作会社:角川春樹事務所
配給:東映
キャスト
新井直美:薬師丸ひろ子
辻山秀一:松田優作
直木幸子:秋川リサ
長谷沼君江:岸田今日子
永井裕:北詰友樹
進藤正子:坂上味和
アパートの住人:榎木兵衛
援助交際のオヤジ:加藤善博
国崎三千代:中村晃子
国崎和也:鹿内孝
岡野:財津一郎
国崎剛造:藤田進


 根岸吉太郎監督作品「探偵物語」。原作は赤川次郎の1982年の同名小説。

 探偵物語、というタイトルで松田優作、といえば松田が帽子かぶってスーツ着てるあのドラマ「探偵物語」を思い浮かべた方もおおいと思いますが、それとは全くもって関係ありません。というか、むしろそのタイトルでドラマの映画化か?なんて思って騙されて観た方もいるのではないでしょうか。はっきり言ってタイトル詐欺ですね。

 赤川次郎はミステリー作品の巨匠ですよね。しかし彼は「セーラー服と機関銃」の作者でもあります。薬師丸ひろ子はこのセーラー服と機関銃にも出てました。赤川作品の名ヒロインですね。

 薬師丸ひろ子は可愛かったです。こういう肌を焦がした活発で短髪な女の子も私好きなんですよ。当時生きていたらファンになってたでしょう。

 この作品はとっても可愛いヒロインがいて面白いストーリーで、格好いい探偵がいて、ただ描写が不足しているような気がしました。どんなのかは後述したいと思います。

 根岸吉太郎監督はどっちかというとロマンポルノ作品が多い感じです。要するにエッチな作品が多い人です。


【あらすじ】

 アメリカの親のもとへ行く準備をしていた新井直美。彼女は日本にいる間に想いを寄せる永井という先輩と一夜を過ごそうとするが突如として現れた怪しい探偵に阻止されてしまう。その探偵とやがて親しくなっていく直美だがある日、その探偵の元妻が殺人事件の容疑者にされてしまう・・・


探偵物語のシーン













【以下全文ネタバレ注意】













↓四行後にネタバレ文あり




 お嬢様女子大生の新井直美(薬師丸ひろ子)。彼女は家政婦の長谷沼君江(岸田今日子)に急かされ親と暮らすためにアメリカへ行く準備をしていた。

♪序章


 直美は、好意を寄せる大学の先輩、永井裕(北詰友樹)に誘われて海を見に来る。海でペンダントを買ってもらう。その夜、ホテルの部屋をとった二人。しかしそんな二人を突如として直美の叔父と名乗る男が邪魔してきた。

 直美の叔父を名乗る男は永井を帰らせて直美の叔父になりすますために直美をぶつ。しかしその叔父は直美の知り合いでもなんでもなかった。

 すぐに交番で聴取される男。男は直美のボディーガードを依頼された、という探偵・辻山秀一(松田優作)。直美はそれを雇ったのが家政婦の長谷沼だということを察して男を解放する。

 しかし帰り道、容赦なくついてくる男にさすがの直美もうっとうしく感じていた。

 翌朝、直美は家の前から尾行してくる辻山をまこうとする。そして、公園の公衆電話で永井に電話をかけるが切られてしまう。電話番号を知ってるが家の住所は知らない。そこに現れた辻山が直美を助け電話番号にかけて電電公社を名乗り、住所を教えてもらうことになる。

 早速、その家に向かう直美。団地の階段を上がって行くが辻山はそれを追わずに遠いところで双眼鏡で辻山の家を観察する。辻山は本当の彼女・進藤正子(坂上味和)と過ごしており直美に対し居留守を使っていた。

 帰って来た直美は辻山に「会えなかった」と話す。辻山はあえて本当のことは話さなかった。

 その後、お別れ会に出席した直美。直美はお別れ会に入り込んだのに全く踊らない辻山をダンスに誘い、渋々、つき合わさせる。

 夜、一緒に並んで帰る二人。話は辻山の家庭の話になり、辻山は元妻がいたことを打ち明けた。

 辻山が見送った後、密かに直美は辻山の後を追う。辻山がたどり着いたのは元妻が働く売春斡旋のバークラブ。そこで辻山は歌手としてクラブで歌う元妻の直木幸子(秋川リサ)と再会する。

 幸子と軽く話した後、幸子に誘われてクラブに入る辻山。更衣室から入った辻山はオーナーらしき男と従業員の女が「辞めたい」と言っているのを脅迫して辞めさせないようにしている口論を聞く。

 店の中に直美がいることに気付いた辻山は直美の席に座り彼女を問い詰める。直美は「ちょっと暇な女子大生が依頼人で探偵さんを調査しています」とあっけらかんと言い辻山は直美を「こっちは生活がかかってるんだ。お遊びじゃないんだよ」と叱る。

 やがてバニーガールの従業員が飲み物を持ってくる。その女性は進藤正子だったのだ。直美は正子のことを永井から軽く紹介されており、正子は直美に対して嫉妬心むき出しで先ほど自分と永井は一緒に家にいたが直美が訪問したときは居留守をつかったことを話してしまう。

 憤慨した直美は飲んだことも特にないお酒を飲んでしまう。帰り道はデロンデロンで辻山がおぶって帰ったのだ。

 翌朝、朝食をとろうとする直美はテレビのニュースでラブホテルにて辻山の元妻・直木幸子が国崎組組長の息子・国崎和也(鹿内孝)を殺した殺人事件の容疑者で指名手配されているニュースを見る。

 すぐに直美は辻山のアパートを訪ねる。辻山は「心配してくれてありがとう。今日は君のボディーガードはお休みだ」と言いドアをすぐに閉める。

 閉め出された直美はヤクザの車が近づいているのを目撃。すぐに辻山を呼び出し隙をついて家の中に入ってしまう。

 辻山は国崎組が近づいているのを見て慌てて浴槽に隠れていた直木幸子を連れて窓から逃げようとする。しかし幸子は怖がって一向に降りようとしない。

 そこで直美は再び幸子を浴槽に隠して自分は上着を脱いでシャツだけの姿で辻山を呼び戻し二人で布団の中に潜り込む。

 やがてドアを押し開けたヤクザたちが布団を開いて布団の中に潜っていたのは幸子でないことに気付く。適当に探して見つからなかったヤクザたち。ヤクザの岡野(財津一郎)は辻山に「幸子隠してたら命は無いでっせ」と言い放ち去って行った。

 その後、幸子は隣の部屋の住人(榎木兵衛)に大金を渡してアパートから引っ越しをしてもらいその引っ越しのトラックに紛れ込んで家の前に張り込むヤクザの目を盗み、直美の家に辻山と幸子を連れてくる。

 直美は家で二人をもてなす。そして直美は辻山が実は、何者かから国崎和也の浮気調査を頼まれていたことを話しており、そのことで直美は依頼人こそ犯人では、と言う。

 しかしその依頼人はすぐに分かった。幸子だった。和也と本気で結婚したがっていた幸子は和也が自分と浮気していることを探偵に証明させ、その報告書を和也の妻・国崎三千代(中村晃子)につきつけて離婚してもらおうか、と考えていたのだ。

 辻山は呆れ、やがて家政婦の長谷沼が二人がいると迷惑なので帰ってほしい、と言う。直美は「二人を家の外に出すなら私はアメリカへ行かない」と言う。長谷沼は「警察に任せるのがいいでしょう!」と言うと直美は話題を変えて「でも長谷沼さんが良い人じゃないのは知ってるの。お父さんとの関係も」と話す。

 長谷沼はそのことを聞き、自分もアメリカへ行く予定だったパスポートをひきちぎり、自分は行かないから直美はアメリカへ行ってください、と言う。そして二人を家にかくまうことも決めるのだった。

 翌朝、直美は密かに国崎和也の葬儀に参列する。直美は実は三千代があのヤクザの岡野と不倫をしていることを突き止める。そして直美はタクシーに乗り、三千代と岡野の乗る車を追う。しかし途中で辻山もそのタクシーに乗り、今後の調査は辻山一人でする、と直美を帰そうとする。

 しかし直美も来てしまい辻山は盗聴器を手に、岡野の家の中を盗聴録音。三千代と岡野の濃厚な性交を盗み聞きし録音したのだ。

 その後、ヤクザに見つかり追われる羽目になった二人。銃で発砲されるが、なんとか二人は追跡を撒く。

 直美の家に帰った二人だったが、ヤクザたちが襲撃し幸子は隠れ長谷沼が拉致されてしまう。ヤクザの要求は長谷沼と幸子の交換だったのだ。

 直美は辻山に依頼され、すぐに盗聴した録音データをテープにする。一方、辻山は酔った幸子と話をしていた。辻山が浮気をしてしまい幸子は激怒し彼との子供を中絶してしまう。それに怒った辻山は幸子との関係を壊したのだ。幸子は今晩一晩だけ私と寝てほしい、と辻山を誘う。

 直美はテープを辻山に渡そうとするが、酔った幸子が辻山を誘い二人は部屋で情事を交わしていた。いつの間にか辻山に好意を寄せていた直美はショックを受け夜の街を彷徨う。

 そして直美は一人の中年男性(加藤善博)に誘われホテルへ行く。そして直美は事件現場のあったラブホテルに男が入ろうとして、自ら率先して入る。

 直美は事件現場の部屋に入り、実は犯人が隠れられた場所があったんじゃないか、と探し始める。焦れた男がベッドへ直美を抱きこむと直美はそれを拒絶しひとまずシャワーを浴びる、と言って浴室に入る。

 直美は浴室の窓を隠し、シャワーをつけて浴室のしかけを探す。そして浴室の天井を開けると隣の部屋の浴室に繋がっている仕掛けを見つける。その仕掛けの道を通っているときに永井とおそろいで買ったペンダントを見つける。そして隣の部屋に移り、ホテルを脱出する。

 家に帰ると、辻山も幸子もおらず長谷沼がいた。どうやら辻山がテープを持って幸子と共に国崎組に向かい長谷沼と交換されたらしいが、そのテープは盗聴したものとは別物だったのだ。

 すぐに直美は国崎会館に行き国崎剛造(藤田進)に謁見。剛造に岡野と三千代の不倫テープを聞かせる。

 岡野は三千代との不倫を認め、指を切った。しかし「密室だったんだ!殺しはあの女以外にできません!」と必死に犯行を否認する。

 直美は国崎たちを連れて事件現場に行き、浴室のしかけを見せる。剛造は監禁していた辻山と幸子に詫びて二人を解放するのだった。

 しかしホテルを出た直後にホテルのマネージャー(三谷昇)が「指名手配犯の幸子がホテルに来ている!」といって通報した警察に捕まってしまう辻山と幸子の二人。真犯人は岡野でも三千代でもない。

 直美はすぐに永井に会いに行き、ペンダントをどうしたか問い質す。永井は進藤に渡した、と打ち明け永井と直美は進藤に会いに行く。

 直美は進藤正子に「売春クラブのオーナーが殺された現場であのペンダントが落ちていた」ということを話す。正子はそれを聞いてがっくりとうなだれ、真実を語り始める。

 正子はお金持ちの女性が好きな永井のために売春をしてお金を稼いでいたのだ。しかし正子は永井にペンダントをプレゼントされ、喜び自分の妊娠も知る。

 正子はオーナーである国崎和也に売春を辞めたい、と打ち明けるが和也は「辞めたら稼ぎ頭がいなくなっちまう。もし辞めるんだったら自分が売春している、ってことを秘密にしてる親御さんに挨拶したほうがいいねえ」と脅迫し彼女を辞めさせないようにしていたのだ。

 このままでは辞められない。正子は和也がいつもラブホテルの同じ部屋で幸子と会っていることを知っており、その隣の部屋の浴室の天井から和也の部屋の浴室に移り彼を殺したのだ。

 正子は自分が妊娠した子供は客のものではなく、永井の子であることを話す。永井もうなだれ正子は永井にバイクに乗せられて警察へ出頭する。

 真犯人の出頭で釈放された辻山と幸子。幸子は辻山に「もう一度、ヨリを戻したい」と言うが辻山はそれを拒絶。幸子は涙ながらに諦め、去って行った。

 直美は長谷沼に「私のお父さんのことを愛しているの?」と聞く。長谷沼は家事をしながら「愛は言えば言うほどすり減ってしまうものですわ」と軽く受け流す程度だった。

 夜、直美は辻山の家を訪ねる。辻山はそういえば、なぜホテルの仕掛けがわかったのか聞く。

 直美は自分が辻山を好きになったのに辻山が幸子と情事をしているのに嫉妬した。そして夜の町に行き行きずりの男とホテルへ入ったんだ!と打ち明ける。

 辻山は直美を「お前はまだ子どもだ!」と叱るが直美はそれを否定する。そして「今日は帰りたくない...」と言うが辻山は「お茶を飲んだらお引き取り願いたい」と冷たく言い放つ。

 直美は激情のまま、辻山の家を出ようとして最後に「私、ホテルには入ったけど寝てはいないわ!」と言い去って行った。

 翌朝、成田空港に到着する直美。エスカレーターで降りて行こうとして、なんと辻山を発見する。

 辻山に駆け寄る直美。辻山と直美は抱擁を交わしディープキスをする。そして直美はエスカレーターを降りていく。

 その姿をいつまでも辻山は見つめていた・・・

♪探偵物語 薬師丸ひろ子









 先ほど話したような描写不足、と思ったのはやはり辻山のことです。交番で辻山が「誰に雇われたのか知らないんだ」と言い直美が「長谷沼さんね!」と直美の確定づけたセリフではありますが、そういったことを証明する描写がこの後、一切でてこないんですよ。だから私、「実は辻山に直美のボディーガードを依頼したのは結構な伏線じゃないのか?」と深読みしてしまいました。

 あとは家政婦の長谷沼さん、結局アメリカへ連れてってくれなかったのかあ、とは思いました。まあそれが描写不足かどうかは不明ですが。


 さて、この映画。推理の観点から見るとなかなか面白かったです。では恋愛の視点で見るとどうでしょうか。

 この映画は恋愛というよりセックスです。直美は女子大生。歳としてもそろそろ、異性とのセックスにますます興味津々。まず先輩と夜、ホテルで。これは思わぬ介入者により失敗してますが。

 幸子さんだとか正子だとかはバリバリのセックスウーマン。そんな女性が周りにいるからなおさら直美は悶々としていますね。そして最後の辻山の家でのシーン。辻山に拒絶されます。

 最後の空港でのディープキス。清純派アイドル・薬師丸ひろ子の大ファンたちは毛穴から血を垂らして死んだことでしょう。清純派の彼女が!ってね。まあそれは置いておいて。直美は最後にディープキスでひとまず満足したようです。

 辻山の言った通りですね。やっぱり直美はお子様です。自分もセックスがしてみたい、という焦燥にかられ周りの男に欲情する。私は愛情ではなく、愛欲を直美が永井先輩や辻山に抱いた、と思います。ん?愛欲という漢字からして、それは大人ってことなんでしょうか。複雑ですねえ。


 ちなみに余談ですが、私ずっと直美が女子大生だと気付かずに物語の後半まで女子高生だと思ってました。というのも薬師丸ひろ子がいくら私服を着て、大学らしき校舎に通ってても女子大生だと気付かない可愛さなんです。本当に女子高生かと見間違えるくらいの可愛さでした。あどけなさでした。

 だからずっとこの映画観てて疑問に思ってたんです。女子高生が中年の探偵に恋するものかなあ、と。だからずっと探偵とくっつく展開を拒否していました。まあラストはそうならなかったんですが。でも直美が女子大生だと最後の方で気付いて、「ああ、それなら好きになってもいいかあ」と納得しました。

 まとめとして、ストーリーは面白くヒロインがお年頃の映画でした。
探偵物語  ブルーレイ [Blu-ray]探偵物語 ブルーレイ [Blu-ray]
(2012/09/28)
薬師丸ひろ子、松田優作 他

商品詳細を見る

原作小説
探偵物語―赤川次郎ベストセレクション〈6〉 (角川文庫)探偵物語―赤川次郎ベストセレクション〈6〉 (角川文庫)
(2007/06)
赤川 次郎

商品詳細を見る
スポンサーサイト
Category: 邦画タ行

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか | Home | 老人と海

Comment

詳細なあらすじ

あらすじを詳細な文書に起こしてあるため、記憶の中の様々な情景がが蘇ります。
未見の人も、本作を丸まる一本観たような感覚にさせられることでしょう。

唯一、残念なのは文中の数カ所、人物名が入れ替わっているところです。

でも、とても楽しめました。ありがとうございます。

2013/08/25 (Sun) | あき #- | URL | Edit

Re: 詳細なあらすじ

> あらすじを詳細な文書に起こしてあるため、記憶の中の様々な情景がが蘇ります。
> 未見の人も、本作を丸まる一本観たような感覚にさせられることでしょう。

コメントありがとうございます。
そういう風に言ってくださり感謝しています。
あと、返信が遅れて申し訳ありませんでした。

> 唯一、残念なのは文中の数カ所、人物名が入れ替わっているところです。

気づきませんでした。すいません。
私も指摘を受け、何度か目を通し終盤の方で人物名が入れ替わっていることに気づき修正しました。
それ以外にも間違った箇所あってお気づきになった所あれば教えてくれるとうれしいです。

> でも、とても楽しめました。ありがとうございます。

こちらこそ読んでくださりありがとうございます。

2013/08/27 (Tue) | チャカチャカりきりき #- | URL | Edit

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。